ゆる褌ですが
六尺褌を締めるようになって28年になります。 と言いながら、実は、始まりがいつだったのか、あやふやなんです。 付き合いだしたヤツの部屋のタンスの引き出しの中の赤い布を 「これ何?」 と訊いて、その場で締めてもらってイッキに嵌まったんだけど、それが1995年の秋だったか1996年の秋だったか。 たぶん1995年のような気がするので28年目。
仕事の日も休みの日も毎日締めてたり、ひと月ほど遠ざかってまったく締めなかったりと強弱を繰り返してきたけど、大阪に引っ越して来てからの4年間は仕事が休みの日だけ、まあ締めない日もあるけど、ゆる褌で緩く付き合ってます。
何なんですかね、この飽きの来なささは。 思うに、多数派でいるのはイヤ、みんなと同じはイヤ、という俺の性格が大きく影響してるね。 目立ちたいという自己顕示欲と、認められたいという承認欲求が満たされる、という理由があるのは確かだな。
正直に言って、不便ですよ。 ズボンを穿く、という現代の生活には馴染まない。 トイレも苦労するし、大、をした後に、最近はいくらウォシュレットがあると言っても、穴に布が直接当たるのはどうしても気になるし。 それでも締めて出かける、ての、よくやるよ、と自分でも思います。
画像 大阪、新世界にて