承認欲求

　承認欲求という言葉を知ったのはいつ頃、何歳くらいの時だったんだろう？　Twitterを始めてからだろうから、ここ10年くらい、つい最近だな。　その言葉と意味を知って、子どもの頃からの俺の行動を思い返して、納得する場面が多かった。　つまり俺は幼い頃から承認欲求を満たすための行動をたくさんしていたし、それは今も続いてる。

　
　俺の承認欲求は今もものすごく強くて、俺の行動、思考の中心にあると言っていいと思う。　存在を知らしめたい、そして目立ちたい、認められたい、褒められたい。　すべてが、とは言わんけど、俺の行動、言動の根本にあるのはそれ。　他人がやらないことを進んでやる、ということをよくやるけど、それはやっぱり存在を知らしめたいという承認欲求から来てるのだろう。

　
　強い承認欲求も発達障害のひとつなのかな。　いま思うと俺は、子どもの頃は親や祖父母に厳しく育てられて、逆らうと体罰もあった環境で育てられて、その影響から、認められたいという欲求が強くなったのかもしれない。　まあ今となってはその厳しい躾もありがたいものであったと思えるようになってるど、欲求不満はずっと抱えたままだったんだろうと思う。

　
　ただ、嫌いなもの、不得意なものを克服するために努力する、という性格は手に入れられなかった。　厳しさからの反発心は育ったけど、認めてもらいために努力するというチカラは獲得しなかったみたいだな。　しんどさからは逃げてたと思う。　それを何とかしようと思うようになったのは30歳を越えてしばらく経ってからだと思う。

　
画像　奈良、明日香にて
　

　認められたい。