軍艦島
11月の中旬に、長崎の軍艦島(端島)に行ってきました。 海底の地下深くの石炭を掘りだすために造られた人口の島、炭鉱が廃坑になった今は無人島になって廃墟が残るだけ。 その廃墟が世界文化遺産に登録され、上陸しての観光が出来るようになって、以前から行きたいと思っていたのを実現してきました。 新幹線も出来たことだしね。
軍艦島の存在を知ったのは中学か高校の授業でだったと思う。 石炭産業のことを社会科で習った時じゃないかな。 テレビのドキュメントの番組でも何度か取り上げられて、興味はずっとあったんだよね。 廃墟が好きって訳じゃないんだよ、明治維新以降の日本の歴史への興味が強くて、見てみたかったんだな。
コンクリートで造られた建物も、使わなくなるとどんどん風化していって壊れていくんだね。 木で造られてた建物はもうほとんどなくなってて、コンクリート造りの建物の木製の窓枠は完全にない。 田舎なんかにある、一軒ポツンとある廃墟を見てもなんとも思わないけど、コンクリート造りのたくさんのビルがすべて廃墟と化してる光景は異様、けっこうショックだったな。
そうそう、ついでに、西九州新幹線。 博多から特急で1時間で新幹線への乗換駅の武雄温泉駅、そこからの長崎への新幹線は30分ほど、ほんと、あっという間。 これね、フル規格の新幹線に拘って造られたわけだけど、九州新幹線の新鳥栖駅と武雄温泉駅の間はルートも決まってない手つかずのまま。 それならば、とりあえずは在来線の線路幅でレールを敷いて、博多ー長崎間を直通させればよかったのに、と思うんだよね。
画像 長崎、軍艦島にて
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