病んでいく人たち
コンビニのレジ、ジャンコードの読み取りは従業員の人がやってくれても、支払いはセルフでってところがほとんどになりましたね。 スーパーのレジもセルフの機械が増えてきました。 俺は、少ない買い物ならセルフレジ、買い物した品数が多い時は、自分でやるよりは慣れてる係の人がやってくれる方が早いので、有人レジに並びます。
コンビニのレジもスーパーのレジも会社によって仕様が違うから、使いこなせない俺は有人レジの方が早くて済む。 ファストフードとかファミリーレストランとかのタッチパネルでオーダーするヤツも、画面が変わって行く度に押すボタンを考えなきゃならないからちょっとシンドイんだよね。 それでも俺はまだついていけてるけど、お年寄りたちの中にはタッチパネルがわからないから行かない、って人は結構いるんじゃないだろうか。
省力化、機械化。 人手不足だからとか経費の削減でとか、これからはどんどん人に代わって機械に任せることが多くなるんだろうけど、その流れに付いていけない人は増えていくんじゃないだろうか。 俺の働く職場でも、人に代わって機会に任されるようになった部署にいた人が他の業務に回されるようになって、付いていけなくて、悩んで病気に、って人が目立ってきた。
「何、なんて? キーボードが使えないって?」 って人、いるよね。 昭和の生まれの人だと文字をずっと手書きでできてコンピューターに馴染んでない人ってイメージだけど、スマホ育ちの若い人もキーボードが使えないって人がいるんだね。 俺も少しは感じてる 『取り残されていく感』 らしきもの。 もっと強く感じてる人もいるだろうな。
画像 奈良、橿原にて


