働きアリ
正社員の人事異動からひと月ほどが経って、移動で来た人たちのおおよそがわかってきた。 俺が勤めてる会社の人的構造は、少数の正社員が大多数のパートタイマーとアルバイトを、表現は良くないかもしれないけど 『使って作業をさせる』 ってシステムなんだよね。 だからだと思うけど、ひと月ほどは新しく来た人の様子見で、そろそろ付き合い方が決まりだすのが今頃。
なので、正社員の人たちの評価は、このひと月で決まるわけだ。 小学校の先生が、担任になったクラスを1年間ちゃんと管理できるかどうかは最初の三日で決まるらしいんだよ。 そこでしくじると学級崩壊になって取り戻せないらしい。 俺の働く職場も同じで、この先、自分(正社員)の思うように仕事が出来るかどうかは、最初のひと月にかかってる。
でだ、事業所で最大の規模の部署(俺のいる部署ではない)に新しく来た人の評価が定まったらしい。 評価は、甲乙丙の丙、SABC評価ならBといったところなんだって。 Cじゃないのは『まじめさ』を評価されたんだと思う。 俺が外部から見ての印象は、上からの評価を気にし過ぎる人、ってところかな。
俺がいる部署のトップは丸3年になるんだけど、俺たち働きアリが彼のやり方に慣れてきた、というよりは、彼が俺たちのやり方を取り入れて落ち着いてきた、って感じです。 そうなんだよ、働きアリたちは短い人で3年目、長い人だと8年9年になるから、もう出来上がってるんだよね。 だからおいそれとは変わらない。 そこをわかってきてくれた、って感じの昨今です。
画像 京都、岡崎動物園にて