日焼け
六尺褌で日焼けをして六尺の日焼け跡をつけるようになったのは1998年の3月か4月だったと思う。 この前年に会社を辞めてサラリーマン生活を辞めたのを機にだった。 六尺を締め始めた1995年には 『六尺で日焼けをしたい』 と思い始めてるんだけど、会社勤めってのが足枷になってたんだよ。 社員旅行があったし、同僚と風呂へ行ったりもしてて、見られたら・・・、って思いがあったんだな。
最初は、夏の本番を前に新宿の日焼けサロンへ何度か行ったんだった。 そこで下地をつけて海へ、天日焼きの始まりは小坪の海岸でした。 競パンの日焼け跡はすぐに解消したね。
すっごい勇気が要ったんだよね。 刺青を入れる、くらいの勇気がね。 大袈裟だよね、日焼け跡なんてひと冬越せば消えるのにね。 でもね、当時は、ゲイ仲間の間でも褌、六尺を締めてる、ってのは揶揄される対象だった。 嘲笑する人もいたよ。
あれから30年、始めの頃はせっせと日焼け跡をつけてて、いっ時は、冬にはグアムやサイパンにまで出かけて行ってたりしたんだけど、今はそこまではしなくなった。 最近は、今年はやめよう、と思いながらも結局は続けてます。
画像 グアム島にて