高校の同級生のS君(noteより)
おはようございます、龍です。
ずっと気になってる人がいるんだよ、高校の同級生だったS君。一度も同じクラスになったことはなかったし、部活も違った。それどころか、一度も会話をしたことがない、挨拶すらも。でもね、学校の廊下ですれ違う時とか、部活でたまたま視線が合った時とか、彼はいつも笑顔で、俺の顔をまっすぐ見つめていたんだな。
高校を卒業して10年ほどたった時、東京の丸ビルの廊下で偶然逢ったんだ。その時も彼は、高校時代と同じ笑顔で俺を見ていた。
あの時 「やぁ、久しぶりだね」 って声かけたら、ってもう何十年も経つのに、いまだに後悔してる。
とは言っても、当時の俺はノンケで、相手は女子だった。だから、あの時声をかけてたら深い関係になってたかも、と思うようになったのは、後々に男を知ってからのこと。
建て替えられる前の古い丸ビルの、やたらと天井が高い廊下で見たS君の笑顔、どこかでこの note を読んでくれてないかな、と思いながらこの記事を書いてみた。
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