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2023年7月27日 (木)

お気に入り君

 
 このブログにかつて頻繁に登場していた 『お気に入り君』、公開はしてないですが、お気に入り君とはその後会ってますか、とコメントをいただきました。 もう10年以上会ってないですね。 たまにメールのやり取りで近況を報告し合う程度です。 彼も今年43歳、初めて会った時は20歳だったから、知り合って23年になりました。

 
12tyo21_6741f_20230727120301  23年前のいつ頃だったのか忘れたけど、彼を始めて見たのは東京のとあるゲイバーでした。 俺がいるところに知り合いの人が連れてきたんだったと思う。 ひと目惚れでしたよ。 初々しかった? 実はそうでもなかったですね。 ふてぶてしいとまでは言わないけど、いわば生意気。 世間知らず、ってのとはちょっと違って、生き方が下手な分、経験しなくていいことまで経験して出来た性格だったですね。

 
 実の親父さんとうまく行ってないんだな、って感じたのを憶えます。 実際、まあそれに近いようで、会うたびにわがままをするようになってきて、いつしか俺も、息子がいたらこんな具合になるのかな、って感覚で会ってました。 深い関係にはならなかったけど、彼が俺に付き合ってくれと言ってるのを俺が断り続けてる、って周りには映ってたらしいんですよ。 「付き合ってやりなよ」 とよく言われたものでした。

 
 生き方が下手。 どうも俺は、そういう人を嗅ぎ分ける特技があるらしく、またそういう人も 『この人なら大丈夫かも』 と思ってなついてくるようです。 もちろん性的に興味が向かないと声を掛けないけれども、必ず、もう一度言いますが、気になって声を掛けるのは、結果必ずその手の人なのですよ。

 
画像 東京、渋谷にて
 

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2020年10月25日 (日)

洞窟おじさん

 13歳で家出をして43年間、洞窟で生活していた人の物語をドラマ化したものを4話、昨日テレビで連続して放送していたので一気に観ました。 ずっと洞窟でって訳ではなくて、43年間、サバイバル生活をつづけた男のドラマね。

 
Hjq_5371f  その長い生活の中で、一組の夫婦と出会って食べ物をもらったり服を着せてもらったりするんだけど、自分たちの子どもになっていっしょに暮らしてくれと言う夫婦の願いを振り切って山に戻っていくってシーンがあるのね。 その振り切る理由が 『優しくされたことがないから人を信用できない』 というものなんだ。 いつか裏切られる、って心配だね。

 
 あるね、そういう心配。 恐怖と言ってもいいかな。 人を好きになって、楽しい日々を過ごしていて、そして突然 『別れ』 を言われるんだね。 それが何度かになると、いつか来る終わりのことを考えて一歩踏み出せなくなる。 俺から別れを言ったことがないわけではないけど、それはそれですごくエネルギーが要ることなんだけど、やっぱり宣告される側の気分の動揺の方が大きいよね。

 
 長いこと生きてきて、何度か経験をして、そういうことになっても落ち込み具合は小さくなってきてるね。 それはその先にあまり期待しなくなってきてるからだと思う。 それは自分を守るため、だな。 若い頃のような情熱はなくなってるね。 それは良くないことなんだよ、何も生まれないからね。

 
画像 奈良、興福寺にて
 

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2020年3月 9日 (月)

エロい話

 一昨日と昨日の一泊二日で、奈良に行ってきました。 実はここ二ヶ月ほどひとりの人と頻繁に会っていて、その彼との初めての旅行でした。 難波で落ち合って昼メシ食って、なんとなく電車を途中下車して石切さんにお参りして奈良へ。 翌日(昨日)は雨が降る中、ゆっくりと法隆寺を歩いて、夕方には大阪に戻ってきました。

 
Kth_4449f  初めての旅行だったんだけどお泊りしたのは初めてじゃなくて、週2ペースで会ってます。 いわゆる “付き合う” って現象でしょうか。 彼氏とか相方という存在なんでしょうか。 彼は仕事は9時5時の週末休み、俺は午後から深夜の勤務で不定休、という、生活時間の交わるところが少ないという環境で、やりくりしながら会ってます。

 
 話は弾みますね。 エロい話もけっこうしますよ。 と書くと、今まで付き合ってきた人とはエロい話はしなかったの? と突っ込まれそうですが、思い返すと、してこなかったですね。 今まで何人かの人と、いわゆる付き合う、という状態にはなりましたがは、その話題は避けてましたね。 だから長続きしなかったのかも、と思ったりしてます。

 
 きっかけは Twitter です。 彼は俺のツイートを以前から読んでて、おおよその俺のエロい部分、サウナに行ったり六尺褌で日焼けしたり、ってのを知ってて声をかけてきたんですよ。 なので、お互いのエロについてはオープンで話してます。 そこが楽しいですね。

 
画像 大阪、北浜にて
 

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2019年1月14日 (月)

憧れと恋愛

 
 40歳代の中頃まで、憧れと恋愛の違いがわかっていませんでした。 憧れとは、その人のようになりたいという願望、恋愛はその人を慈しむ心。 俺はずっと背の高い人を恋愛の対象にしていたんですが、いま思うと、あの人たちはみんな憧れだったんですね。
 
 
 そんな中で、背の高さは俺と同じくらい、痩せてて、顔もそう目を引くようなヤツじゃないんだけど、なぜか気になるヤツがいたんだよ。 誘えば断らずについてくるし、俺もなぜだかよく声をかけた。 逢いたい、という思いを自覚することはなかったんだけど、よく誘ったよ。 恋愛だったんだね。
 
 
 思う気持ちが上手く伝わってお互いが満足する環境になるのって、なかなか難しいと思う。 好きだと言おう。 いや、言ったらそんなつもりはないと離れていくかもしれない。 それはイヤだから、言わずに今のままでいよう。 今どきの若い人は、そんな野暮ったい遣り取りなんかしないのだろうか。
 
 
 今更ながら逢いたいと思う。 10年、お互い歳を取って、昔のような思いを抱くことはないかもしれなけど。
 
 
 と、最近は昔を悔やむことが多くなった。 後悔してるんだろうな。 あの頃は上手くいかなかったけど、いろいろ経験した今ならきっと上手くいく、という思いがある。 逃がした魚は大きかった。
 

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