チンポがデカかったら

　
　どんな人生だったか、たまに想像してみる。　見せたくて仕方がなかっただろうね。　俺は自己顕示欲が強いんだけど、それがもっと強くなってたかもしれない。　俺のモノはデカくはない、かと言って小さくもない、と自覚したのは中学に入って同級生のものを見る機会があったことと、銭湯で、意識して他人のモノを見るようになったから。

　
　中学や高校、大学生時代の俺の行動に照らし合わせて、そこにデカい俺のモノを当てはめてみると、中学生で女とのセックスは始めてたかもしれない。　男とも、実際よりももっと早かっただろうと思う。　AVには、まちがいなく出てるだろうな。

　
　でも反対に、コンプレックスと感じてるものがあって、それを克服しようとするから積極的に生きているのかもしれない。　頑張ってやって、人が嫌がるものから手をつけて、自分の存在を示して初めて主張する権利を得る、って思うから全速力で頑張ってきた。　そうさせたのは、やっぱりコンプレックスを克服しようとしたから、なんだよな。

　
　背が高かったらなぁ、とか、チンポがデカかったらなぁ・・・、と躊躇してやめた、ってのはいっぱいある。　けどそれは、やらない理由をそれにこじつけてるだけ、だとも思う。

　
画像　奈良にて
　

あのころSNSがあったら

　俺がパソコンを買ったのは　’９９年、そしてデジカメを買ったのが　’０２年、それでやっと自分で撮った画像が人の手（写真屋さん）を借りずに写真に出来るようになったわけだ。　ケータイにカメラが付いたものを買ったのも　’０２年頃だったんじゃないかな。　でもその頃に　SNS　はまだなくて、撮った画像を公開する手段はホームページを作るかしないと、なかったんだよね。

　
　自分の裸を撮りたい、と思ったのはいつ頃だったろう？　塩屋の海岸へ行くようになったのは　’８８年だから、たぶんその頃だと思う。　けど、撮った画像を人の手を借りずに現像する手段を持ってなかったからあきらめてたんだよな。　それが、パソコン、デジカメを手に入れて出来るようになった。　けど公開は・・・

　
　パソコンを手に入れた頃にはホームページを作るソフトはあったんだけど、素人には難しかったんだよ。　そこで、どうにかならないかといろいろ探していた時に登場したのが　『ブログ』。　始めたのが　’０５年。　撮った画像を公開するのが目的だったね。　自分の裸の画像もね（笑）

　
　露出欲が旺盛な俺としては、今時の若い人たちがうらやましい。　見せる手段が手軽に、そしてたくさんあるからね。　人前で脱げるカラダを創る、そのためにガシガシにトレーニングしてた　’８０年代から　’００年頃、２０歳代の後半から４０歳にかけての頃に　SNS　があったら・・・ね（笑）

　
　画像　大阪、梅田にて