連絡船
上野発の特急【はつかり】から青函連絡船に乗り継いで、はじめて函館に来たのは35年も前のこと。 それ以来、連絡船には何度乗ったのかな。 青森駅の桟橋をダッシュして連絡船に乗り込んだのが、懐かしい。 大きな荷物を持った老若男女が黙々と歩いた桟橋は、明るい夏の朝でも、どこか寂しさが漂う独特の雰囲気があって、好きだったな。
青函トンネルができて 『必ず函館駅で乗り換える』 ことがなくなってから、かれこれ20年が経とうとしてるんだね。 トンネルの工事が始まったころ、本州と北海道を行き来する人のほとんどが連絡船で渡ってたんだけど、開通したころはすっかり飛行機に。 一度、その青函トンネルを通る快速に乗ったことがあるけど、閑散としてて、連絡船時代の賑わいが嘘のようだったのを覚えてる。
その、青函連絡船に最後に乗ったのは、1985年1月3日。 長万部から乗った特急【北斗8号】から乗り継いだ時だね。
今回、その函館には、飛行機でやってきました。 函館駅の改札口で八戸行きの特急の発車案内を見ながら、列車でこの函館に来ることはもうないだろうと思った。 俺にとっての函館は、連絡船があってのものだからね。
画像は、函館駅前に係留され博物館になっている“摩周丸”。 入ろうと思ったんだけど、受付の人がやる気なさそうな雰囲気だったので、入りませんでした。
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