甲斐性
実は、ほんの短い間だったんだけど、付き合ってました。 今週のはじめに 『終わりたい』 と、俺から言い出して、お仕舞いになりました。
いい人でした。 これといってダメなところがない人でした。 贅沢なことだとはわかってますが、すべてのことに及第点がつくのでが、反面 『ここがいい』 というところも見つけられませんでした。 その、すべての項目で満たされない欲求不満みたいなものの積み重ねが、いつの間にか重くのしかかってきていたように思います。
行く先を見てしまったような気がします。 安定した波乱のない生活が、延々と続いていくような気がしました。 それは何よりのことだと思います。 誰もがそんな関係を望んで、日々相手を探しているのですから。 俺も、この人ならそういう生活がしていけるのだろうとの読みがあったから、付き合いだしたのです。 が、俺は、安定した生活よりも、波乱に富んだ毎日を過ごすことに生き甲斐を感じるのでしょう。 ずいぶん、わがままです。
俺のことは好きでいてくれたと思います。 俺に合わせようとしてくれていることをものすごく感じました。
ごめんなさい。
画像。 交差点。 ずいぶん長い間見つめていたけど事故る車はなく、淡々と時間が過ぎていった。
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