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2007年5月 9日 (水)

撤退

Os02_044s5 俺のお気に入りのすし屋が、6月で店を閉めるというので顔を出してきた。 ふるさとに帰って、実家で店をやるんだそうだ。

 厳しいのかな、東京で商売をやっていくというのは。 いやいや、単に実家に帰らなければならないというのが理由で、商売が上手くいかないから店をたたむというのではないのかもしれない。 俺がそう思い込んでるだけのことだと思いたい。

 
 バブルが弾けて企業のリストラが浸透した現在、いよいよ本物でなければ通用しない時代、社会が来たような気がするんだ。 あのころは、どんな店であれ、開けば儲かる時代だった。 味などどうでもよく、経営手腕などもっとどうでもよく、店を作りさえすれば商売ができる時代だった。

 今でも、やりたいという乗りだけで、他にないからそれをする、くらいの簡単な考えで創める人が、いる。 お気に入りのすし屋は、そうではない。 高校を出てすぐに修行に入り、10年経って独立して店をやる機会に恵まれた。 

 でもなぁ、彼は、ちょっと固い、固すぎる職人なんだな。 腕はいい。 でも、商売は下手なようだ。 気に入った客には相手するけど、そうでない人には、周りで見てる者が心配になるくらいにつっけんどんだったり。 ムラもあるんだな。 調子いい日と機嫌がよくない日の。

 
画像。 京都・錦(にしき)。

 

99ccr409 俺もそう。 ただ、歳をとって、ちょっとは丸くなったようだ。 だから、たいした腕もないのにこうして一人でやっていけてる。 もしも、もう10年早くにひとり立ちしていたら、借金の山だったかもな。

Chris Carrier

 

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