« 団塊世代向けツアー | トップページ | 友人の彼氏 »

2007年6月 3日 (日)

東野圭吾

 小説家。 直木賞作家。 推理小説をたくさん書いてる人なのかな。 と、それくらいしかこの人のことは知らない。

 そこで、どんなものを書いてる人なんだろうと、短編集を買って読んでみたんだ。

 
Hoshi 男の子が生まれたら絶対にプロ野球選手にするという父に、やっと生まれた男の子。 予定どおりに幼い頃から野球を仕込んでいって、大学4年生の時にドラフト会議でめでたく指名を受けるまでに成長した。 その連絡の電話を受ける父親に代わって弟に知らせようと、弟の部屋に入った姉が見たものは、

 『すみません。 僕はどうしても番野のことが忘れられません。 高校の時から、彼のことが好きだったのです。 彼も僕を愛してくれています。 彼と一緒にいられるのがうれしくて野球を続けてきたのです。 僕は彼とアメリカでしあわせになるつもりです。 僕をさがさないでください。 さようなら。 勇馬』

 うぅ~ん、なんと純愛!

 そう、この二人は純愛なんだけど、読み進むうちに 『ひょっとしたら結末は・・・』 と想像どおりの展開になっていくんだけど、最後が・・・

 階下からは、相変わらず父のはしゃぎ声が聞こえてくる。
 私はこのメモを父に見せる瞬間を想像し、ぞくぞくした。

 
 最後の、ほんとに最後の一行で、裏切られたような感じがしたよ。 この短編集の表題は “怪笑小説”。 なるほど、俺たちの恋愛は 怪奇で笑止なものなんだね。

 
画像。 星飛雄馬。 バッテリーの相手は伴宙太。

 

Affection109_1 まあ、街中で男どうしが手をつないで歩いてるのを見たら、ほとんどの人はギョッとするよな。 それはわかる。 だから俺たちも、男どうしの世界は、世間一般にはそんな認識をされてるんだと理解していないといけない。

 

|

« 団塊世代向けツアー | トップページ | 友人の彼氏 »

コラム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東野圭吾:

« 団塊世代向けツアー | トップページ | 友人の彼氏 »