参議院の役割
参議院議員選挙が公示されたね。 これから投票日までの2週間あまり、街がまたうるさくなると思うとちょっとうんざり。 今朝、候補者のポスターが貼ってある掲示板を見て思ったんだけど、みんな若くない? 俺が歳を取ったからそういう印象を受けるのか、実際に若いのか。
俺が参議院議員というものに持ってる印象は、政治や経済や、そのほかのさまざまな社会でたっぷりと経験を積んだ人が国政を吟味する役割、なんだよ。 衆議院議員は個人の意見よりも所属する政党の方針が優先され、ある程度は数の理論で物事が決められていくのに対して、それをチェックする役割を担っている分、個人の経験から、持っている常識や良識でもって個人で判断する機関であって欲しいと思ってるんだ。 だから当然、年配の人の集団になるわけだ。 それがこの頃は、参議院議員をやった後に衆議院議員に鞍替えする人がいたり、衆議院議員選挙で落選したからとりあえず参議院に立候補する、みたいな人が現れたり。 すっかり軽視されてる印象を受けるんだな。
そこで、参議院は、国政のご意見番としての役割を果たしてもらう人を選ぶために、一票の格差なんかまったく無視した選挙制度に変えてもらえないだろうか。 もちろん民意で選ばれなければならないのはあたりまえだけど、政党や業界団体の意向は及ばないような制度でね。
各都道府県から、人口に関わらず二人。 だから、定数は94人。 任期は6年で、3年ごとに半数を選出。 つまり、一回の選挙では各都道府県から一人だけ選ぶことになる。 改選は禁止。 つまり最長は6年で、長くやってることで大きなチカラを持つ人が出てくるのを防ぐ、等々。
画像。 公開党首討論会のようす。 安倍さん以外の人、原稿棒読みでした。 討論会なんだから、自分のことばで話しましょう。
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