訃報
『おめでとうございます。 これからも良き先輩でいてください』
東京に来て、東京のゲイの世界にデビューした直後から何かとお世話になっている大先輩の誕生日にお祝いのメールを送ったら、こんな返事が返ってきた。
『最近はすっかり田舎に引っ込んでしまっております。 今年になって○○さん、○○さん、○○さんと立て続けに先立たれ、自分で言うのもなんですがずいぶん落ち込んでおります』
そう、俺の歳でも、おめでたいニュースよりもお悔やみの方が多くなってきたなと思うくらいだから、先輩の年齢だと余計だろうと思うんだ。 特にメールに書いてあったお三方は、先輩とは本当に親しかった方々。 それに、このうちのお一人は、まだ五十歳代のはずだから、その心中やいかばかりかと。
若い頃は、黙っていても楽しい話題が向こうから来てくれたけど、歳を重ねるにしたがってそれは悲しい話にシフトしていく。 楽しい話題はこっちから積極的に拾っていこうとしないと手に入らない。 それはわかっているのだが、如何せん気力も体力もだ・・・
画像。 大阪・伊丹にて。 鳩が日溜りで、気持ち良さそうに。
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