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2007年8月19日 (日)

擬似恋愛

 『兄貴、相方に、スッパリ振られちまいました。 ああ、こんなとき、兄貴が近くにいてくれたらな』

 朝起きたら、ケータイにこんなメールが来てたよ。 例の、インターネットの擬似恋愛君からのメール。 ここんとこ彼が相方さんとはどうも上手くいってないようすには、俺も気がついてたんだ。 “相方”という表現に 『今のところ』 というのが加わったのが一度あったし、俺とのメールのやり取りの頻度やメールが来る時間から、あまり相手の人とは会ってないような感触があったからね。

 
 今日、はじめてヤツの声を聞いた。 夜、電話がかかってきたんだ。 誰かとしゃべりたかったんだろうな。 俺のように東京のど真ん中で暮らしてたら、気軽にゲイバーにでも行くことができるし、行けば誰かとしゃべることはできる。 でも、ヤツのように地方都市に暮らしていれば、自分以外のゲイに会うことは簡単じゃないだろうし、ノンケの友人には話せないことも多いだろうからストレスは溜まるだろうと思うんだ。

 想像していた声とはちょっと違ったな。 でも、俺が好きな、ちょっとノドに引っかかりながら出てくるような、ほんの少しハスキーな声。 俺はこんな声に弱いんだ。

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画像。 イタリア・ベネツィアにて。
 

 

00031 別れを言われた理由は “重い” だそうだ。 まあよくある理由だな。 俺もそんな理由をつけて別れたことがある。 でも、今になって思うと、そんな“重い”は実はありがたいことなんだろうと思うんだ。

 

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