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2008年2月22日 (金)

空中ブランコ

 奥田英朗(おくだひでお)が書いた “空中ブランコ” が舞台化されるそうだ。 直木賞を受賞した空中ブランコ、サーカスの花形団員で空中ブランコのトッププレーヤーが、飛べなくなる。 それを主人公の精神科医、伊良部一郎が治していくという話です。

 この、奥田英朗の “精神科医・伊良部一郎” シリーズは、俺にとって、一種のバイブルのような存在の作品なんだ。 話は短編で、精神的に追い詰められて普段の生活ができなくなってしまった人を、伊良部先生が思いがけない方法で治していく、というお話。 前作の “イン・ザ・プール” ともども、ぜひ読んでいただきたい作品です。

Gum_111f 書評を見ると、おもしろくて・・・、というのが目立つけど、確かに声を出して笑ってしまう部分は多々あるけど、それよりも俺は、切なさがあふれてきて、どの作品も読んだあとは、しばらく次を読むことをしないで、感じた思いが身体の中に浸透してしまうまでじっとしていたくなる、そんな作品群なんだな。

 
 さて、舞台化。 主演の伊良部一郎には宮迫博之、看護婦のマユミちゃんには佐藤江梨子。 キャスティング、まあOKかな。 ってなにを偉そうな! だよね。 サトエリは文句なく、俺が原作を読んで抱いたイメージにぴったり。 飯島愛でもよかったけど。 宮迫は・・・。 原作は、デブでアゴの肉がたるんでてフケがいっぱい、だから、ちょっと違うんだけど、キャストを見てみて、宮迫、いいんじゃない、と思ったよ。
 

 このキャスティングという作業、そこには原作者の意向、って反映されるんですかね。 誰が演じるか、それ次第で、原作自身の評判が上がったり下がったり、ってこと、あるように思うんだな。  

 ちなみにテレビは阿部寛でしたね。

 
画像。 グアム島にて。
 

 

Hot001 空中ブランコとイン・ザ・プール、両方あわせれば話は十篇くらいあるのかな。 そこに出てくる患者、すべて自分に置き換えて読みました。 いい処方薬です。

 

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コメント

私も今さっきブログ更新した所です。よろしくお願いします。

投稿: ずーさん | 2008年2月24日 (日) 23時57分

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