こだま色の品格
昔を懐かしむ、というか 『昔はよかったな』 と、最近は、すぐにそういう方向に話を持っていこうとしてしまう俺なんですが、今日もまたそんな話題。
“こだま色の品格” いま本屋に並んでる、鉄道ファン5月号の特集記事です。 あまり熱心には立ち読みをしない俺なんだけど、ついつい一時間ほどを費やしてしまいました。
かつては、眠る前には必ず時刻表に目を通し、空想にふけりながら夢の世界に落ちていってた頃、休みとなるととにかく “乗り” に行ったものでした。 いまではすっかり飛行機にその “乗り” の対象を移したわけだけど、鉄道に乗らなくなった最大の理由は、乗りたい車両がない、こと。 まあ、飛行機とて、特に乗りたい機体があるわけではないんですがね。
今現在、日本国内を走ってる鉄道車両で乗ってみたいと思わせてくれるのは、JR九州の特急車両群。 と、JR西日本で走り続けてる181系気動車特急 【はまかぜ】 くらいかなぁ。 俺が住む東京のJR東日本は、【あずさ】【かいじ】のE257系、【フレッシュひたち】のE653系といった新しい、今時の特急が走ってるけど、重みがないんだよ。 品格となると望むべくもない。
かつての特急用車両というと、形式番号の十の位が“8”なんだよね。 181系や583系のようにね。 今時の新型特急車両の番号は“5”。 これはかつては急行用の車両につける番号だったんだ。 ということは、いずれ満を持して、ってことを期待していいですかね。
画像。 81系だった頃の、特急【くろしお】。 ’77年7月頃、亀山にて。
| 固定リンク
コメント
「乗りたい車両がない」・・・同感です。
特に、日頃利用しているJR東日本。
最近の車両は通勤車から特急車に至るまで、どれもこれも安っぽくて色気が無いように思います。
子供の頃から鉄道が大好きなんですけど、最近は「列車に乗る時のワクワクする気持」があまり無いんですよね。「ワクワク感」なら飛行機の方が上かもしれません。
昔は飛行機なんか大嫌いだったのに・・・。
ただ、鉄道でも飛行機でも窓側に座りたがるところは変わらないんですけれど。
投稿: hide | 2008年4月20日 (日) 00時19分
hideさん。
色気がない! いやぁ、まったく同感です。 ワクワクする気持ち、
感じなくなりましたよね。 寂しさを感じますね。
投稿: 達 | 2008年4月21日 (月) 21時19分