まちがった知識
さっき、漬物を食べながら思い出したんだけど、先日、テレビ東京の“和風総本家”という番組でのこと。
全国の和風のものをクイズ形式で取り上げていくという番組で、俺、テレビ東京のそういう類のものは、まじめさを感じるのでよく見たりするんだよ。 で、とっかかりは、漬物の話題。 さて、この漬物の名前は何でしょう、という問い掛けに、
『正解は、すぐき漬』
何人かいる回答者のうち “すぐき” と、“漬” をつけずに答えを出したのは、萬田久子ひとりだけ。 さすが萬田さん、京都出身だけあると思っていたら、正解は “・・・漬” ですよ。
“すぐき”は“漬”をつけなくても “すぐき” という漬物です(キッパリ)。 たくわんに漬をつけなくてもあの大根の漬物だと通じるのと同じです(キッパリ)。 司会者がしゃべっているすき間に回答者の誰かが、たぶん萬田久子だと思うけど 「すぐきは漬はつかないんじゃぁないかな」 って音声が聞こえたような気がしたんだな。
たぶん、今後、すぐきはすぐき漬と呼ばれるようになるんだろうな。 誰かがきちっと検証せずに、特に間違いではないからそのまま素通りしてしまったものが、いまではそう呼ばれるようになってしまったもの、たくさんありそうだものね。
画像。 京都、知恩院にて。
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