ひとり暮らし
去年の今日、孤独死 というタイトルでブログを書いてるんだけど、一年経ったいまも、あの出来事は俺の中に大きな位置を占めてます。
連絡が取れない、おかしい、と思ったのは、まだ寒いころ。 花見に行くよ、ワインパーティーをするよ、とメールを送ってもなしのつぶて。 それでも、変と思うだけで俺は行動を起こさなかった。 5月になって、度々このブログにも登場するお気に入り君から 『ケータイの応答が、ただいま電話に出られませんから、このケータイは現在使われて・・・、に変わったよ』 と言ってきてはじめて動き出すまでの三ヶ月、ヤツは、自分の部屋で冷たくなって横になってたんだよ。
孤独死。 イヤな響きだよ。 でもなぁ、ひとり暮らしの人みんなに可能性があるんだよ。 老人のひとり暮らしの家には、倒れて動けなくなった事態を感知して対処するシステムがあったりするらしいけど、俺たちの年齢ではそのシステムの対象にはならない。 それに、どこにでもあるシステムじゃないしね。
会社勤めをしてる人は、出勤してこなきゃ誰かがその人の部屋を見に行ったりするだろうけど、自営でひとりで仕事をしてる俺なんかは、しばらく誰とも顔を合わさなくても誰も訪ねてきてくれはしない。 しばらく、というのは言い過ぎにしても、二、三日は放ったらかしにされるだろうな。 幸いにも、いまは、彼氏君が部屋の鍵を持っていてくれるから、ちょっとは安心していられるんだけどね。
一年経ったよ。 ヤツはどんな思いでいるんだろう。
画像。 大阪・梅田にて。
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