劣化
彼氏君が、大腸の検診を受けたそうだ。 去年あたりから腹部に違和感があり、排泄物も以前とは違ってきたこともあって、心配になったんだそうな。
『老化だよ。 歳をとると、髪の毛や皮膚のような見た目が衰えてくるのと同じように、内臓の働きも衰えてくるんだよ。 誰でも経験することだよ』
と、彼氏君から腸に違和感があることを聞いたときに、俺が言ったことばです。
俺が最初に、自分の身体が変わったと感じたのは、27歳。 京都から東京に出てきて、本当の意味で一人暮らしをはじめてからです。 口臭、と言うのか、朝起きて最初に吐いた息の匂いが違うな、と感じたのが27歳。
次が37歳の頃。 排泄物のようすが違ってきたなと感じて、腹が張ったり、すっきり出切らないで残ってる感じがするようになったのが、いまの彼氏君と同じ年の頃だった。
検査の結果、特に異常と思えるところはないと言われたそうだ。
俺は、人間の身体は、厄年と言われる数え年42歳、満年齢で言うと40歳くらいで耐用年数がきてしまうんだと思ってるんだ。 消費期限、みたいなものね。 それ以降は、耐用年数の過ぎた機械は修理しながら、部品を取っ替え引っ換えしながらも使い続けるように、身体を修理しながらなんとか使い続けるようなものなんだと思ってる。
画像。 福岡、直方にて。
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