国家主席
中華人民共和国の国家主席の来日は10年ぶりだったそうだね。 隣の国、歴史でも経済でも人の行き来でも深いかかわりがあって日本にとっては最も重要な国の政治指導者との話し合いが、そんなに疎でいいんでしょうかね?
福田総理、中国の胡錦濤国家主席との共同記者会見で、北京オリンピックの開会式には行くんですかと記者に尋ねられて、行くとも行かないとも言わなかったね。 まあね、行くと言ってしまったら、この先に大事が起こって行かない方がいいだろう、なんて事態になったときに困るよな。 それに、福田総理自身、北京オリンピックのときまで総理でいるかどうかわからないし、行くと返事はできないわな。
この記者会見で印象に残ったのは、胡錦濤国家主席の、顔。 福田総理が記者の質問に答えてるあいだ、たぶん同時通訳でそれを聞きながらだと思うんだけど、ずいぶん厳しい顔だったんだよな。 俺、胡錦濤さんの顔の印象は、柔和、という印象なのね。 いつでも柔らかな顔をしてる人だな、って印象なんだよ。 それが、いつもとずいぶん違ったよ。
その顔見ててね、記者会見前の首脳会談で、相当厳しいやり取りがあったんだろうな、って思ったね。 本来は首脳会談なんて、事務方がまとめたものを確認し合う場、程度だと思うんだけど、今回は違ったんだろうな。
胡錦濤国家主席って、いままでの人と違って日本に対する思い入れを強く持っておられるそうじゃない?。 韓国の李明博大統領と同じように過去よりも未来、ということを言っておられるらしいじゃない? なら、さまざまな懸案事項を解決するチャンスじゃないかな。 過去は・・・、と言ってくださる両国の指導者に日本も応えなきゃ。
画像は、インターネットのニュースから。
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コメント
■胡錦濤主席来日の裏の目的
こんにちは。胡錦濤主席が帰国しました。今回の訪日の目的など各方面で語られていますが、肝心要のことはどこも報道しておらず、おそらく当事者も明らかにしないでしょう。胡錦濤が来日するには、世間一般で言われている以上の真の目的があります。現在中国は未曾有の経済的危機に直面しています。胡錦濤主席は帰国後これに対処しなければならないでしょう。今回の訪日がこの未曾有の経済危機と全く無関係ということはありえません。私は、この裏の目的に関して掲載しました。是非ご覧になってください。
投稿: yutakarlson | 2008年5月11日 (日) 16時09分
yutakarlsonさん。
政治の世界、特に外交は、本当のところは絶対と言っていいほど
語られないんでしょうね。 駆け引きはすごいんだと想像します。
かつてはアメリカが風邪を引けが日は・・・、って言われてました
が、いまは中国の方が日本への影響は大きいのかもしれません
ね。
投稿: 達 | 2008年5月13日 (火) 15時21分