コラム

2008年6月15日 (日)

外資

 右の画像、空港にあるボーディングブリッジなんだけど、どこの空港のかわかります?

Nrt04_058f 我が、成田国際空港です。 一瞬、ホンコンかぁ、って思いません? HSBC。 世界最大規模の金融グループで、名前の由来は“香港上海銀行”。 本拠はイギリスなのかな。 そんな外国企業の広告が、日本の、玄関の表札のようなところにドンと書いてあるんだよ。

 
 国の基幹産業への外国企業、外国人の出資比率の規制、俺はあってしかるべきだと思うんだ。 空港会社とか電力会社とか、元々は国営でスタートした会社は国が管理する、という必要があってのことだろうから、その国に住む人たちの都合でコントロールできるようにしておかないといけないと思うんだ。

 この手の考え方って、外国から侵略された経験がない日本人には、薄い意識じゃないかな。 もしもの時に、気がついたらそこは外国だったってこと、陸上でよその国と繋がってる国は国土を侵されただの侵しただのの経験が豊富だから、そこに住んでる人の意識は強いと思うんだ。 たまたま日本には、陸地で他の国と接してるところがない。 必ず海を渡るか空を飛んでくるかしないと入ってこられることはないから、安心し過ぎてるところがあるんじゃないかな。 外資って、立派なミサイルだと思うんだよ。

 
画像。 成田空港にて。
 

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2008年6月13日 (金)

前向き

 暑い! ベランダの温度計は、ちょうど30℃。 夏空がきれいな東京です。

 
Gum_095f 最近、朝日新聞の記事の文章が、ずいぶん優しくなってきたように思うんだ。 以前は棘を含んだ、というのかな、挑発的な印象を受けることが多かったように思うんだけど、このごろは読んでいてもそうは感じなくなってきたよ。 なので、以前は不快感から、内容が頭に入り辛かったんだけど、このごろは気持ちよく読めるようになったね。

 俺自身の気持ちの持ちようが変ったからか? それとも、朝日新聞の考え方が、俺の考え方と同じ方角を向くようになったからか?

 いちばん大きな変化は、政権を肯定的に報道するようになったことかな。 安倍内閣のときとはずいぶんと姿勢が違うように思う。 その印象が影響してか、社説も天声人語も、放り投げたような批判は抑え、批判はしながらも建設的な提言を含んだものに変ったように思うんだな。

 
画像。 グアム島にて。
 

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2008年6月10日 (火)

ヒラリー・クリントン

 実に気持ちのいい天気の東京でした。 でも、長い時間歩いていると、じっとりと汗ばんだりはしたけどね。
 

 アメリカ大統領選挙の民主党候補は、バラク・オバマ上院議員に決まったね。 これで、共和党のマケイン上院議員との戦いになるんだけど、今年の大統領選、俺は 『もったいないなぁ』 と思い続けてるんだ。

 オバマ対マケインは “黒人男性” 対 “白人男性” の戦いでしょ。 オバマ対ヒラリーは “黒人男性” 対 “(白人)女性” だった。
 

20080608k アメリカを、日本に住む俺は、自由の象徴アメリカ、みたいな印象で見てるんだ。 でも、そうでもないみたいだな。 黒人やヒスパニックの人々への偏見や差別、女性蔑視などは、たぶんどこの国にでもあるように、アメリカにも同じように存在するんだよな。

 そんな国のトップに、黒人男性と白人女性が挑戦したアメリカ大統領選の民主党の候補者選び、さぞ民主党員の人たちは悩んだと思うんだ。 黒人が挑んだのも女性が挑んだのも、大統領選挙では初の出来事。 どっちを候補者に選んだとしても、そのあとこれまた、白人男性との戦いが待ってるわけだからね。 今までは白人男性だけの戦いだったところに、アメリカが抱えるややこしい問題を、ふたつ一気にぶつけることはないんじゃないかと思ったんだよな。 ひとつひとつ乗り越えて、ってわけにはいかなかったのかなぁ、って。

 
 ヒラリーさんは60歳。 4年後? もうないだろうなぁ。 ここまでカリスマ性を持った女性は、しばらくは現れないんじゃないかな。 何事にも挑戦するのが好きな、特に初めて、というものには興味津々の俺は、まだ若いオバマじゃなくてここはヒラリーを、って思ってたんだよな。

 
画像は、大統領選からの撤退を表明したヒラリー・クリントン。
 

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2008年6月 7日 (土)

北京への道

 かつて、ミュンヘンオリンピックで金メダルを目指すバレーボール全日本男子チームを、リアルタイムで追いかけるアニメ番組がありました。 東京オリンピックで銅メダル、メキシコオリンピックで銀メダル、そしてミュンヘン。 もう日本中が、男子バレーボールは金メダルを獲ることがあたりまえのような雰囲気の中で放送されたアニメドキュメンタリーに、選手たちのプレッシャーはものすごかったんじゃないかと思うんだ。

 
Vb01 バレーボール男子が、16年ぶりのオリンピックだそうだ。 『・・・だ、そうだ』 の表現のとおり、もうずいぶんバレーボールには興味をなくしてたよ。 いつごろからだろうな。 バレーボールの試合会場で女の子たちがキャーキャー騒ぎ出したころからだろうな。 フジテレビがスポンサーになってからは、仕合結果を報じるニュースすら見なくなってしまったね。

 
 何にでも、流行り廃りがあるんだね。 芸能界はその最も足るものだけど、スポーツ界でも同じだな。 一時は野球が廃れてサッカー人気が盛り上がったけど、また野球に回帰し始めてるような気がするのは、たぶん、無節操なにわかファンの動きに連動してるんだろうと思うんだ。 バレーボールも、サインをねだる女の子たちの動向を無視していけば、もっともっと強くなるような気がするよ。

 
 北京では、思いっ切りやってきて欲しいな。

 
画像は、読売新聞から。
 

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2008年6月 6日 (金)

KY

 明け方まで降っていた冷たい雨が上がって、時々日が差す天気になりました。 ベランダに置いた温度計は、32℃。 蒸し暑さがやってきた今日の東京です。

 
 昨日もまた、タイ料理をつまみながら語らう夜でした。 お題は、KY。 そう、空気の読めない人の話。

 空気を読めない人のほとんどの人が、人馴れしていないために、その場の付き合い方がわからない人なんだと思うんだ。 引っ込み思案だったとか人見知りだとか、他人と接する、会話をする機会を持ってこなかった人が多いように思う。
 

Tyo12_063f  その人たちは 『今、空気が読めてないよ』 という指摘をしてあげることを繰り返しやっていくと、徐々に普通に話ができるようになる。 まずは、自分はその場の空気が読めてないんだ、ということを自覚させてあげることが大切。 それを丹念に繰り返していくことで、おのずと空気は読めるようになる。

 厄介なのは、人の話を聞かず、人が話をしている間に次に自分が何を言うかだけを “だけを” ですよ、考えてる人。 つまり、話題は振るんだけどその答えを求めていない人。 『言う』 目的さえ果たせばいい人、です。

 さらに厄介なのは、話題を振っていかにも答えを期待していそうに見えるんだけど、相手が答える前に自分で結論付けてしまう人。 この人は、場の空気が読めてないことに、まったく気がついてない。

 
 と、そんな話をしてました。

 
画像。 東京・隅田川にて。
 

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2008年6月 4日 (水)

外資系

 雲は多いんだけど、日差しが気持ちいい天気になりました。 梅雨の晴れ間、風が涼しい東京です。

 
 外資でも、資本じゃなく、外資な人の話。

Nrt_1_003f どこか相容れないものがあるとずっと感じてたんだけど、最近になってそれが、根本的な考え方の違いだということに気がついた、そんな人がいるんだよ。 外資な人、外資系な人、外資系向きな人。 ドライ、っていうのかなぁ、割りきりがはっきりしてる、っていうんだろうかね。 情に薄い、と言ってしまうのはちょっと行き過ぎかな。

 先を譲る、ということをするとする。 その結果、明らかに自分に利があるとか損をしない、もしくは利があったり損をしたりしなくとも少なくとも自分も同じ結果を享受できる、場合には先を譲ることをする。 そうでない場合は譲らない。 みたいな人なんだな。 先日のブログ 役割 でも同じようなことを書いてるけど、俺とはそこのところが根本的に違うんだな。

 もともとが狩猟民族の人種だった人たちは、自分を守るのは自分という意識が強いと思うんだ。 なので、自分の生活を守るため、権利意識をはっきり主張して前に進もうとする。 反対に多くの日本人は、前に進むには、権利よりも義務を先に果たしてからだという意識を持っている。 

 外資の会社で上手くやっていける人は、そんな意識を持つことのできる人なんじゃないだろうか。

 
画像。 東京・西新宿にて。
 

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2008年6月 2日 (月)

立ち位置

 朝のうちはまだ日が差していたんだけど、今は一面の曇り空。 西の空にはもくもくと積乱雲の東京です。

 
 土曜と日曜の午後3時に我が家にいるとき、テレビで競馬中継があると必ず見てます。 馬券、そういえば一度や二度は買ったことはあるかな、って程度にしかギャンブルとしての競馬には興味がないんだな。 馬が走るのを見るのが好き、なんだろうかね。

D_2 昨日のダービー、見てました? 優勝した一番人気のディープスカイ、第4コーナーでは15番手だったんだってね。 それが、最後の直線に入った途端に、もう気持ちいいくらい。 テレビを見ながら思わず 「行けぇ~~~」 って、声出てましたよ。

 
 昨日のダービーの結果を報じる朝日新聞の朝刊、

 『僕のことはいいです。 ディープスカイにとって一生に一度のチャンスをものにできたのがうれしい』

 と、騎乗した四位(しい)騎手のインタービュー記事。

 
 主役は、馬。 立ち位置を認識することの大切さを教えられました。

 
画像は、ディープスカイと四位騎手。
 

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2008年5月14日 (水)

代役

 宝塚歌劇。 かつて宙(そら)組に花総まりという娘役トップが君臨していたころは、公演があると必ず見に行ったものでした。 タカラヅカは昔から男役に人気が集中する世界なんだけど、俺は “女らしい女” に魅せられて通ってたんだよな。

Takaraduka というと、花総まりは女らしい女か、と反発を食らうかも知れないね。 そう、確かに、彼女は、当時のタカラヅカの中では誰よりも強さを持っていたようの思うから、楚々とした女性、というイメージではなかったな。 退団間近のころは 『ひょっとしてこのまま残って、タカラヅカはじまって以来の “娘役だけどトップ” になるんじゃないか』 と思ったりしたものね。

 
 昨日、知り合いから突然のお誘いを受けて、東京宝塚劇場に足Shirasu を踏み入れてきました。 宙組公演 “黎明(れいめい)の風” -侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦-。 戦中から戦後にかけての政界の影の部分で活躍した、白洲次郎の物語を歌劇化したものです。 が、久しぶりだと誰が誰だかまったくわからず、なかなか集中できませんでしたね。 まあ、内容も、それなりのタカラヅカだったんだけど、そんな中に注目株を発見しましたよ。

 和音美桜。 かずねみおう、と読むんだそうだ。 主役の白洲次郎の奥さん白洲正子の役で、休演した娘役トップの代役として、着物姿の楚々とした女性を演じてくれました。 俺が好きだった元月組娘役トップの風花舞(かざはなまい)を思い出させてくれましたよ。
 

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2008年4月16日 (水)

まちがった知識

 さっき、漬物を食べながら思い出したんだけど、先日、テレビ東京の“和風総本家”という番組でのこと。 

Kyt03_065f 全国の和風のものをクイズ形式で取り上げていくという番組で、俺、テレビ東京のそういう類のものは、まじめさを感じるのでよく見たりするんだよ。 で、とっかかりは、漬物の話題。 さて、この漬物の名前は何でしょう、という問い掛けに、

 『正解は、すぐき漬』

 何人かいる回答者のうち “すぐき” と、“漬” をつけずに答えを出したのは、萬田久子ひとりだけ。 さすが萬田さん、京都出身だけあると思っていたら、正解は “・・・漬” ですよ。
 “すぐき”は“漬”をつけなくても “すぐき” という漬物です(キッパリ)。 たくわんに漬をつけなくてもあの大根の漬物だと通じるのと同じです(キッパリ)。 司会者がしゃべっているすき間に回答者の誰かが、たぶん萬田久子だと思うけど 「すぐきは漬はつかないんじゃぁないかな」 って音声が聞こえたような気がしたんだな。

 
 たぶん、今後、すぐきはすぐき漬と呼ばれるようになるんだろうな。 誰かがきちっと検証せずに、特に間違いではないからそのまま素通りしてしまったものが、いまではそう呼ばれるようになってしまったもの、たくさんありそうだものね。

 
画像。 京都、知恩院にて。
 

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2008年4月11日 (金)

個人情報

 HIVのことを書いていて思い出したんだけど、以前、呑み屋で、とある人のうわさ話をしてたとき、その話の相手が、

 「彼はHIVに感染してるけど、明るく振舞ってるよね」

 って、俺に言ったことがあるんだ。 俺はその時点で “彼” がHIVの感染者だということは、俺と “彼” との会話の中からなんとなく想像して知ってるだけで、はっきりとそう聞いていたわけじゃなかったんだ。 で、俺は後に、その時の話の相手に、

Kyt03_052f 「あの話をした時、俺は “彼” がHIVに感染しているということを本人からは聞いてなかったんだよ。 いまは聞いたから知ってる。 他人の噂話は俺も好きだからするけど、どこまで突っ込んだ話をしていいか、気を使って言ったほうがいいと思うよ」

 って会話をしたことがあったんだな。

 
 俺自身こうしてブログを書いていていつも悩むことなんだけど、聞いた話、見たことをどこまで書いていいか、日々の出来事や感じたことをこうして書いている中に必ず友人や知人との関わりごとが出てくるのを、どこまでオープンにしようかをね。 

 たまにお邪魔するブログや知人のmixiの日記に 『昨日呑み屋に行ったら○○さんと△△ちゃんが来ていて・・・』 という表現があるのを見たりすると、○○さん、自分の意図しないところでこうして昨日の行動を公けにされてるの、知ってるのかな。 なんて、ちょっと心配したりするよ。

 
 画像。 京都、仁和寺にて。 障子の穴から・・・
 

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