鉄道

2008年5月17日 (土)

四国の特急

 かつては履歴書の愛読書欄に書こうかと思うほどに熟読していた “時刻表” なんだけど、最近ではすっかり読まなくなってしまってます。 よく読んでた頃は、内容を覚えてしまっているところもあるので見なくてもだいたいわかったんだけど、忘れてしまうものなんだね。
Uzushio_31 できるだけ朝早くに長野の松本に行こうと 『確か始発の【あずさ】は6時』 と思って時刻表を見てみたら 【スーパーあずさ1号】 は、新宿発7時! あらら・・・、なんで? 東海道も東北も上越も新幹線の始発は6時なのに。

 
 で、そういえば、四国の特急って、早朝から深夜まで、みっちりと走ってるよな。 ということを思い出しました。 

 高松発の予讃線は宇和島行きの 【いしづち1号】 が 5:17。 松山発の岡山・高松行き 【しおかぜ4号】【いしづち2号】 は 5:07。
 深夜の最終も 【しおかぜ29号】 が松山に着くのは 0:53、【宇和海27号】 の宇和島到着は 0:44 と、頑張ってるよなぁ。

 これって、ずいぶん以前からなんだよね。 宇高連絡船で本州と繋がってた頃は、早朝、深夜だけじゃなく、一日ぢゅう走りっぱなしだったんだよ。 いまもその名残なのかな。 それとも四国の人は朝が早いの?

 
 さて、松本行き、どうしよう・・・

 
画像。 特急【うずしお】。 ’69年ころ、新大阪駅にて。
 

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2008年4月19日 (土)

こだま色の品格

 昔を懐かしむ、というか 『昔はよかったな』 と、最近は、すぐにそういう方向に話を持っていこうとしてしまう俺なんですが、今日もまたそんな話題。
 

 “こだま色の品格”  いま本屋に並んでる、鉄道ファン5月号の特集記事です。 あまり熱心には立ち読みをしない俺なんだけど、ついつい一時間ほどを費やしてしまいました。

Kuroshio81 かつては、眠る前には必ず時刻表に目を通し、空想にふけりながら夢の世界に落ちていってた頃、休みとなるととにかく “乗り” に行ったものでした。 いまではすっかり飛行機にその “乗り” の対象を移したわけだけど、鉄道に乗らなくなった最大の理由は、乗りたい車両がない、こと。 まあ、飛行機とて、特に乗りたい機体があるわけではないんですがね。

 今現在、日本国内を走ってる鉄道車両で乗ってみたいと思わせてくれるのは、JR九州の特急車両群。 と、JR西日本で走り続けてる181系気動車特急 【はまかぜ】 くらいかなぁ。 俺が住む東京のJR東日本は、【あずさ】【かいじ】のE257系、【フレッシュひたち】のE653系といった新しい、今時の特急が走ってるけど、重みがないんだよ。 品格となると望むべくもない。

 
 かつての特急用車両というと、形式番号の十の位が“8”なんだよね。 181系や583系のようにね。 今時の新型特急車両の番号は“5”。 これはかつては急行用の車両につける番号だったんだ。 ということは、いずれ満を持して、ってことを期待していいですかね。

 
画像。 81系だった頃の、特急【くろしお】。 ’77年7月頃、亀山にて。
 

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2008年3月27日 (木)

青いロマンスカー

 仕事をちょっとサボって、新宿駅から ⇒ (JR総武線) ⇒ 秋葉原 ⇒ (JR山手線) ⇒ 上野 ⇒ (JR常磐線・快速) ⇒ 北千住 ⇒ (JR常磐線) ⇒ と乗り継いで綾瀬へ。

 綾瀬駅のプラットホームで回送されてくる青いロマンスカーを見て、地下鉄・千代田線で北千住駅へ。 そこから、ロマンスカー。

 
It06_343f 北千住では5分先発の代々木上原行きを追いかけて発車。 【メトロホームライナー71号】 唐木田行きは、途中、大手町、霞ヶ関、表参道の三駅にしか停まらないから、いくつかの駅で時間調整で停まりながら行くんだろうと思っていたら、まったくそれはなし。 全力疾走はしないものの、通過駅でもそれなりのスピードを保っての走行は 『これで特急か?』 とイライラするようなこともなく。 表参道で2分差と、上手にダイヤを組んでるようすでしたね。

 この日は、明らかに試乗組の方たちが多いように思ったね。 成城学園前で降りてそのまま新宿へ引き返そうと反対側のホームに行ったら、北千住の駅で見かけた方が何人かおられました。

 
 定着しますかね。 夕方から夜にかけて新宿駅を発車するロマンスカーが満席になったりするから、千代田線からの直通ロマンスカーも人気は出ると思うんだけどね。 もう少し本数が欲しいね。 代々木上原 - 向ヶ丘遊園間の複々線が全通したら本格的に、と願いたいね。

 
画像。 イタリア・ローマにて。
 

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2008年3月15日 (土)

ロマンスカー

 今日15日、JR各社の時刻改正の日ですね。 国鉄がJRに代わって以来、全国規模のダイヤ改正はめずらしくなりました。 JTBの時刻表、3月号の表紙も “ダイヤ大改正号 ” と “大” の字がついてます。

It06_274f とはいうものの、中身は大の字をつけるほどの改正じゃないよな。 特に驚くようなものもないし。 強いてあげるなら [銀河] や 【なは】 【あかつき】 が廃止になったことでしょうか。

 それよりも、東京に住む鉄道ファンにとってはJRの改正よりも、小田急のダイヤ改正の方が重大なんじゃないかな。 だって、ロマンスカーが地下鉄線に乗り入れる、ってんですからね。 小田急線の代々木上原から東京メトロの千代田線に乗り入れて、大手町、北千住まで行くようになるんです。 さらに臨時ではあるけど、有楽町線の新木場までもですよ。 すごい時代になりました。

 どんな気分なんだろうな、乗り慣れた地下鉄線をロマンスカーで行くなんて。 通過する駅があるわけで、その光景を車内からビールを飲みながら味わえるなんて、素敵ではありませんか。 

 
画像。 イタリア、ローマ・テルミニ駅にて。
 

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2008年1月 9日 (水)

夜行寝台列車

 かつて、JRがまだ国鉄だった時代に、東海道・山陽新幹線に夜行の寝台列車を走らせる計画があったのを憶えてる方は、たくさんいらっしゃるんじゃないかな。 新幹線が博多まで開通す際にどういう列車を走らせるかが検討されたときに、計画されたんじゃないかと思うんだ。

 東京を、最終の飛行機が出たあとに出発して、始発の飛行機が福岡に着く前に博多に到着するように走らせるというものだったと思う。 ただし、新幹線は、夜中に線路の保守工事をしているのでその区間は走れない。 その区間に入る手前でしばらく、たとえば新大阪駅で3時間とか停めて、工事が終わったらまた走らせる、という具合にね。 実際、車両のモックアップまで造ったんだけど、いつの間にか立ち消えになってしまったみたいだな。

 
 東京ー大阪間を走ってる寝台急行[銀河]が3月で廃止されることについて書かれているブログを、ここ何日間のあいだにいろいろ読んだんだ。 その中に、急行[銀河]は、JR東日本、東海、西日本の三社にまたがって走るがために、各社の思惑が交錯した結果、設備の更新や割安料金の設定ができずに衰退して行った、ということが書いてあるのがあったんだよ。

 昨今の夜行列車の廃止は、利用客の減少が廃止の理由とされているけど、そもそもの利用客の減少の理由が、JRの経営のまずさや、運行が面倒な列車をなくしてしまいたいというJRの方針を正当化するために、計画的に利用客が減るように持っていかれたんじゃないかとの感想を、持ってしまったよ。

 
 新幹線の夜行寝台。 あの頃はそんなものはいらないと思ってたけど、なんとか実現しないものだろうかね。
 

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画像。 寝台特急【紀伊】。 紀伊勝浦駅にて、’75年8月。
 

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2008年1月 6日 (日)

予め(あらかじめ)

 先日乗った夜行寝台急行[銀河]、品川を出発したすぐあとに、終着の大阪までの停車駅と到着時刻の案内放送が入った。

 「次の横浜には23:25、大船23:41、小田原・・・」

Kyoto01_010f 列車のこれからの停車駅の案内放送は 『知らない土地、遥か遠くへ行くんだ』 という旅に出る気分を盛り上げてくれるとともに郷愁を感じさせてくれて、俺はとっても好きなんだ。

 その車内放送で最近よく耳にするのが 『予め』 ということば。 『この列車には車内販売はございません。 “予め”ご了承ください』 という具合に使われるんだけれども、いまそう言われても了承はできないぞ、というタイミングで使われることが多いように思うんだ。

 列車が出発してこれからの停車駅の案内が入った後に 『車内販売はございません、予め・・・』 って具合にね。 発車前に言ってくれないと、車内販売がないことは予められないよな。 まあ、ないことでトラブルが発生する前の予め、という意味で言ってるんだろうけど、それはJR側の都合の予め。 利用者の立場に立ったものではないよな。

 
 さてさて、急行[銀河]。 どのタイミングで車内販売のないことを言うかと思ったら案の定、出発後。 ただし“予め”という単語は使われませんでした。 

 「この列車には車内販売は乗務しておりません。 ご了承ください」

 それでいいや、ね。

 
画像。 オハネ25の車内。 古いながらも床に蛍光灯が反射するくらいに、よく整備されてました。

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2007年12月22日 (土)

急行[銀河]

 JR各社の来年3月のダイヤ改正が正式に発表されたんだね。 俺は、鉄道に関する話題を書いておられる方々のブログでそれを知ったんだけど、いくつかの寝台列車の廃止、これには寂しさを感じたよ。 ブルートレインの元祖 【あさかぜ】 が廃止されたとき、夜行寝台列車の象徴的存在だった 【さくら】 がなくなったときにはまだそうでもなかったんだけど [銀河] の廃止となると、寂しさは一段と、なんだよな。

Uen_036f [銀河] に初めて乗ったのは’66年4月16日から17日にかけてで、京都から沼津まで2等車で行ってるんだ。 俺は小学校5年生、親父が経営していた会社の社員旅行に連れて行ってもらってるんだな。 車両はスハ44あたりだったのかな。 ボックス席ではなくて、すべての座席が進行方向に向かっている、いわゆるロマンスシートだったのを憶えてる。

 二度目は’76年2月25日から26日にかけて、大阪から東京までB寝台に乗ってる。 このときは20系客車、記録では4号車と書いてるから、たぶんナハネ20だったと思うんだ。 翌日の新幹線で行けば充分に間に合うくらいのことだったんだけど、残り少なくなった20系の乗り収め、みたいな感じだったんじゃないかな。

 三度目は’91年9月7日から8日に東京から大阪へ、B寝台、ナハネフ25で。 このときは、何で夜行列車を選んだかは憶えてないけど、たぶんわざわざだろうと思うんだ。

 
 この年末、京都への帰省は [銀河] にしました。 たぶんこれが最後。 しっかりと写真に収めてこようと思います。 

 
画像。 上野駅での【北斗星】

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2007年11月28日 (水)

田町電車区

 現在は、田町車両センターと言うのかな。 山手線や京浜東北線に乗ってると、田町駅と品川駅のあいだにJRの車両がたくさん停まってるところが見えるでしょ。 あそこのことです。 将来は廃止だそうだね。 東海道線と東北線・高崎線がスルー運転を始めたら、この田町車両センターは尾久車両センターに移すそうだ。

 田町電車区、それと隣接した品川客車区、東京機関区は、子どもの頃は憧れの的だったね。 子どもの頃だけじゃなく、京浜東北線を使って通勤していた10年ほど前も、ここを通るときは毎日必ず顔を窓の外に向けて眺めていたよ。 それがなくなるとらると、やっぱり寂しいね。

 で、その跡地。 JRは何にするんだろう。 オフィスビルをたくさん建ててショッピングセンターを造ってって、するのかな。

 できれば “森” にしてくれないだろうかね。 ビルを建てるんじゃなく木を植えて、公園じゃなく森に。 その中に、鉄道に関する施設を点在させる・・・

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画像。 東急の青ガエル。 東京・渋谷、ハチ公前にて。

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2007年11月26日 (月)

大人の休日

 『年を取るといろいろ・・・』 と、ついつい年齢を重ねていくことを嘆くことばが口から出てしまうのだけれども、あながちそんなことばかりでもないんだな。 JR東日本の路線が新幹線や特急も含めて 『3日間乗り放題で12,000円!』 という、ありがたい切符が手に入ったりするのですよ。

Nrg_015f “大人の休日倶楽部”会員限定のチケットを使って、宮城・鳴子温泉に行ってきました。 東京から鳴子温泉まで、単純に往復しても2万数千円かかるところを、東京-【つばさ】-新庄-鳴子温泉-古川-【やまびこ】-仙台-【やまびこ】-東京と、ぐるっと12,000円で回ってまいりました。

 最近はすっかり飛行機づいていて、京都に帰るときでも羽田-伊丹を往復したりしているのだけれども、久しぶりでローカル線のディーゼルカーにコトコト揺られる旅を満喫してきました。 稲刈りが終わった田圃はすっかり冬色に染まって、たっぷりと郷愁を誘うものがありました。

 
画像。 陸羽東線・鳴子温泉駅。

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2007年11月25日 (日)

点と線

 松本清張のこの小説、月刊誌“旅”に連載されたのが’57年から’58年にかけてだそうだから、ここに出てくる【あさかぜ】は20系、ブルートレインではないんだね。 俺はすっかり20系だとばかり思ってた。

 
 テレビ朝日で放送されたテレビドラマ版“点と線”、見られました? 期待どおり、鉄道の車両が出てくる場面は、見苦しかったね。 いまある車両のうちで最も古いものを選んで使ってるように俺は感じたんだけど、それにしてもみんな“新しい”車両ばかりでした。

 こういうの、仕方がないよな。 背景は全部CGにするか、莫大な金を使って昔のものを造るか・・・。 映画ならまだしも、テレビドラマじゃそこまではしないよ。

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画像。 寝台特急【あさかぜ】。 下関駅にて。 ’05年2月、廃止前に乗ってみました。

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