野村克也
梅雨です。 蒸し暑くはっきりしない天気の東京です。
小学校の担任の先生がよく話をしていたな。 子ども心に 『先生、また自慢話してるよ』 と思ったのを憶えてるよ。 京都府網野町(現在は京丹後市)の出身で、先生と野村監督は小、中学校の同級生だったらしいんだ。
その頃の野村監督は、南海ホークスのキャッチャーで、戦後初めての三冠王を取った時代かな。 プロ野球にはテスト生で入って実力でのし上がっていった姿は、巨人・長嶋茂雄、阪神・村山実が目立って人気のあったその陰に隠れてた存在だったけど、郷土の英雄として、目標とするものを感じる人として見ていたのを憶えてるよ。
その野村監督が、監督として臨んだ仕合の負け数で、トップに立ったそうだ。 いやいや、これはね、まあ贔屓目に見てのことだけど、立派な数字なんだよな。 たぶんね、もっと素直な人だったら、強いチームの強いときの監督に引っ張られるんだと思うんだ。 そして、もっとすごい数字を残すんだよ。 ところが、引き受けるのは決まって弱いチームの監督。 だから負け数も多いわけだ。 俺も負け数は多い。 でも、それでも、勝負は挑むよ。
いま思うと、あのときの先生の教育は、俺の中にしっかりと根付いてるね。
どもです!
まさざるです。
いつもブログにコメントいただき有り難うございます。
野球に興味がないので話題にはついて行けないのですが
「もうちょっと素直だったら」って言葉
じんときます。
まさざるはプライドが極端に低いから
いい歳こいても、何でも人に教えてもらうんですが
それでももっと素直になれたらって思うこと多いッス。
投稿: まさざる | 2008年6月20日 (金) 20時16分
まさざる君。
こんにちは。 いやいや、まさざる君の素直さは、ブログを読ん
でると伝わってくるよ。 俺も精進!
さあ、ジムに行ってきます。
投稿: 達 | 2008年6月21日 (土) 10時06分
俺は、子供の頃から…阪神タイガースのファンです。野村監督の三年間も、よく覚えています。人を育てるには…「褒める」、「叱る」の二つありますが、彼は後者ですね。相手(選手)の様子を全て見て指導していたのです。→(一人の人間として)。なかなか、できるようでできません。彼みたいな人が…ある分野で出現してほしいです。
投稿: masa | 2012年10月13日 (土) 18時27分
masa さん。
愛情なのだと思いますね。 相手を好きにならないと、褒めても叱っても、その言葉は通じない。
投稿: 達 | 2012年10月14日 (日) 07時04分