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2008年6月24日 (火)

六尺褌

 暑い! 梅雨のはざ間とは思えないくらいの日差しが降り注いでいる東京です。

 
 六尺褌。 長さはおよそ230cm、幅は、俺は半幅のものを締めているのでおおよそ16cm。 この一枚の布にどうしてここまでこだわるようになったんだろうか。 竿と玉をしっかり固定し、キリキリと捩った六尺をケツタブの割れ目と腰に巻き、余った布の両端は腰に巻きつけて出来上がり。 現代社会ではちょっと実用的でないこの下着を、俺はこよなく愛してます。

 
 さて、50歳を越えた男の日々を綴るこのブログ、人生の峠に挑む男の生き様を書き連ねていきますが、もうひとつの中心をなすテーマは “六尺褌” です。
  

Ra001 下着に興味を覚えるようになったのは、いったい何歳くらいだったんだろう。 中学のとき、体育の時間や部活の着替えの際に、他のヤツがどんなパンツを穿いてるのかに興味があったのは憶えてるから、たぶんその頃だろうな。

 その頃の俺は、極々普通のブリーフ。 おふくろが買ってくる、グンゼ、だったと思うな。 高校に入るとトランクスを自分で買って穿き始めたんだけど、パンツにやけに興味が増して自分で凝るようになったのは、大学に入って百貨店の下着売り場でアルバイトを始めてから。 男物の下着の売り場だったんだけど、いま思うと天職のような売り場だね。 一時はきわどいHOM(オム)なんかにも触手は伸ばしたけど、基本はトランクスだったな。
 

 六尺褌をはじめて締めたのは14年前、38歳です。 それまでも興味がなかったわけではないんだよ。 祭りの写真や、さぶや薔薇族のグラビアで目は惹かれたし、かっこいいとも思ったしね。 でも 『締めてみよう』 という気には、まだならなかったんだな。 そして、普通に毎日の下着として締めるようになって10年が過ぎました。
 

 

Chz080624 もっと早くに出会ってればと、あまりその手の後悔はしない俺なんだけど、六尺褌だけは残念に思ってる。

 

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コメント

達さん、お久しぶりでございます。

自分は六尺を普通の下着として今年から締め始めました。しかし、常用する前と今とでは、六尺の愛着も締め方も全く違うことに驚いています。
締めることを日常とした今の方が、自分で自分が好きになりました。「男らしさ」に憧れ、そうなりたいと思い、それに向かっていろいろ試しては挫折して、また思い直して頑張って…そんな気持ちに六尺はいい感じでしっくりするアイテムになっています。
まだまだ始めたばかりのこの習慣ですが、10年20年と続けていこうと思います。

  和さん。

  六尺を普段でも締めることで、気持ちがいい方向に向かってる
  みたいですね。 俺もそうですよ。 決断をしたり萎える気持
  ちを奮い立たせたりに効果があるように思います。

達さん、初めまして、何時も拝読させていただいてます。自分は六尺褌を常用しています。色はその日の気分次第で白、黄、ピンク、紺、黒、緑、赤、と閉めてます。20台のときからなので、もうずいぶんとなります。何時もすばらしい日記なので、うらやましい限りです。こちらはM気がありますので、彼氏と会うときは赤色です。これからも楽しみにしてますのでずっと続けたください。

  良介さん。

  コメント、ありがとうございます。
  Mっ気があって赤。 なんだか意味深な感じですね(笑
  その日の気分で色違いの六尺は、ズボンの下で人には見せ
  ないけど、締めてる感覚と色で気分が変るのはよくわかりま
  す。 
  俺も見習ってみようかな。

  六尺の話題はこれからも頑張って拾ってゆきますね。 よろし
  くお願いします。

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