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2008年6月28日 (土)

渋井陽子

 雨が落ちて来るようで来ない空模様。 天気予報ではこの後晴れ間もとは言ってるけど、傘を持って出掛けようかどうか、迷う今朝の東京です。

 
 この人の勝ったところは見たことがない。 トラック競技はあまり見ない俺なんだけど、マラソンは自分がやってたこともあってテレビで中継するレースはほとんど見るんだよ。 でも、この渋井陽子という人、よく出ていていつも注目株なんだけど、必ず途中で脱落してしまうんだ。
10000m 実力がないわけではないし、いつもどおりの走りをすればトップでゴールに入るチカラはあるんだよ。 でも、さあこれからというときに、スルッと横から優勝経験があって名前も通ってる人が抜け出すと、ズルズルと後退をはじめてしまうんだな。

 
 昨日の陸上の日本選手権、女子1万メートルの渋井は違ったね。 後半ずっと渋井、赤羽、福士の本命三人のデッドヒートは圧巻だったよ。 『渋井、またダメなのかな?』 なんて思いがよぎったけど、最後の最後で赤羽と福士を振り切ったレースは今までの渋井からは考えられないゴールだった。

 話は変わるけど、オリンピックなんかで日本人選手が韓国人選手と競う場面では、必ずと言っていいほど韓国人選手が勝ってきたよね。 終盤までは互角の戦いをするんだけど、ゴール直前になると日本人選手は韓国人選手に譲るような形で後退してしまう。 日本人は “粘る” ということをしないのかね。 最後の最後で “譲る” という “日本人の美” を発揮してしまうように思ったことは何度もあったよ。 それは自慢できる民族意識として持ってはいたいけど、粘る、競り勝つという意欲を持っている韓国人選手たちを見習わなきゃとも思ったものですよ。

 
 渋井はオリンピックに行ったことがなかったんだそうだね。 『私は絶対に行くんだっ!』  この執念が今までの渋井にはなかったんじゃないかな。 おめでとう、渋井さん。

 
画像は、読売新聞から。
 

 

Bst007 譲るという日本人の美は、俺も持ち合わせてるよ。 いつも、どんな場面でもそれを発揮することがいいことだと思ってた。 でも、そうだと、けっこう悔いは残るんだよな。

 

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