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2008年7月 4日 (金)

北風と太陽

 青い空に白い雲が流れて、朝からいい天気です。 ちょっと歩いただけで汗ばむ、蒸し暑い東京です。

 
 知り合いがアメリカに行ってしまいました。 アメリカで仕事を見つけグリーンカードを手に入れて、アメリカ人になってしまうんだそうだ。

 ということを聞いたのは、彼が二年間の留学を終える直前に一度帰国したときに会った際 『向こうで仕事を探そうと思うんです。 彼氏ができたことも原因のひとつです』 と話し始めたんだ。

Fkt08_015f 彼の留学は、彼が勤める会社が費用を負担しての留学制度を利用してのもの。 社内のテストに合格して、大学院のテストにも合格して、晴れてアメリカに渡ったのが二年前。 いま思うと、彼が出発する前に俺が感じた 『なんか変な予感』 は、すでにその時には彼は帰ってこない決心をしていたのでは、というもののような気がする。

 会社とはすったもんだの末、彼が意図したとおりの結果でアメリカへ旅立って行きました。 残ったのは、釈然としない俺の気持ちです。

 
 会社は彼に相当の期待をしていたのだろうな。 莫大な費用と時間をかけてひとりの社員を養成したわけだからね。 帰ってきて会社に戻ったら・・・、と、すでに路線は敷かれていただろう。 かかった時間と費用を無駄にしないためのね。
 そんな会社側との交渉の経緯を俺に説明する際に、彼は相手(会社の経営陣)を “敵” と表現したんだよ。 『敵はねちねちと攻め立ててくるんですよ』 ってな具合にね。

 「なあ、交渉の相手を “敵” と思って話をしていると角が立つことばとかケンのある目付きとかになって、相手はあなたをいいイメージで捉えなくなるんじゃないかな。 本心とは違う、余計な印象を与えてしまうと思うんだ。 そうすると、まとまる交渉も思わしくないことにならないか? 同じ会社でやってきた人なんだから敵と思わず、誠意でもって対すれば、おのずと欲しい結果が手に入るように思うんだけどな」 と俺。

 法的にはなんら問題がないんだそうだ。 その会社の規定でも、留学させるための規定にも触れない行為なんだそうだ。 ただ、違約金みたいなものは発生するらしいけどね。

 でも、そんなもんじゃないだろうと思う。 法や規定に触れなければ、なんてね。 人として、どうなの?

 
画像。 東京、新宿駅西口。
 

 

Dbm008 悪意で臨めばそれなりに、善意であってこそ人は心を動かされるものだと思うんだ。

 

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