大掃除
東京は穏やかな年の瀬を迎えてます。 窓辺の温度計は4℃。 でも、日差しが暖かく、のんびりした朝です。
大掃除といっても住んでる部屋のじゃなく、六尺褌をしまってある引き出しの大掃除です。 部屋の掃除は簡単に、ほんとごくごく簡単に昨日済ませました。
俺、使わなくなった物や着なくなった服を残しておこうか捨ててしまおうか、迷ったら捨てる、っていう性格なんだよ。 だから、部屋の中には無駄なものはほとんどないんだな。 でもね、六尺は別。 古くなって色落ちした柄物や黄ばんだり黒ずんだりした白い六尺も引き出しの中に入れたままになってるんだよ。 それを今日、今年最後の燃やすゴミの収集日に捨ててしまいました。 さっき、収集車が来て持って行ったみたいだよ。 引き出しの中の六尺は、半分くらいに減りました。
どういう気分の変化かなぁ。 六尺は俺の生活の意識の中で大きなウエイトを占めていて、だから古くなったものを捨てることができなかったわけだけど、区切ろう、ってことかな。 そういえば、今思い出したけど、六尺を普通に下着として締めるようになったのは、今年の夏まで住んでた部屋に引っ越したときだったよ。
区切って、無くしてしまうものは無くする、引き継ぐものも新たな気持ちで引き継ぐ。 そんな気分の年の瀬です。
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