夏はきぬ

　朝日が隣の家の白い壁にあたってます。　晴れ。

　
　部屋を出て駅に向かう道のお宅に、紫色の朝顔がきれいに咲きました。　スーパーの野菜売り場に、とうもろこしが並んでいました。　スイカ、きゅうりの漬物、麦茶・・・、俺が夏を感じるものです。　今年の俺の夏は、六尺の日焼け跡と共にやってきました。　夏はきぬ。

　
　最近、ジムのイントラたちとよく話をするようになったよ。　昨日はエアロのレッスンを終えたばかりのイントラさん（女性）とストレッチの話、大学生のバイトのイントラ君（男性）とは骨の話。　そして、お気に入りのイントラ君とはテニスの話。　フリーウエイトのコーナーでよく会う髭でハゲの兄んちゃんとは挨拶程度はするようになったしね。　人と話すこと、人に会うことすら億劫と感じてたこの前までとはずいぶん違ってきたなと、実感してる毎日です。

　前の仕事を辞めたのが極めつけ。　去年の春先の失恋が拍車を掛けたかな。　神経内科に行ってみたのは梅雨の頃だったろうか。　以前のブログをやめ、このブログに替えたのもその頃だったな。　出歩くのが億劫になり、テレビすら見なくなったのは夏の暑い盛り。　重い足を引きずってひとり旅に出てみたり、米津の浜へのお誘いに出かけてみたりしたけど、昔の俺は戻ってこなかったね。　そう、持ってた六尺をすべて処分した時はもう冬になってたよな。　俺も冬だったみたいだな、あの頃。

　
　夏はきぬ。　最近の俺、そんな感じです。

　
画像。　グアムにて。
　

　ブログにいただくコメントとメールだけが頼りだった。　だけ、ってのはオーバーだけど、ありがたかったし、ありがたいです。