思いやりなんだけど

　青い空に薄っすらと白い雲。　その中を銀色に輝きながら上昇していくジェット機がきれいです。　夏ですね。

　
　仕事を終えてジム、すっかり日課になりました。　昨日は職場のお局さんにバツッとひと言　『女は子宮で物事を考えるから俺は嫌いなんだよっ！』　とまでは言わなかったですが、その一歩手前くらいのことばを吐いてからジムへ。　弾みで言った、ってんではなく、ちょっと計画的に、言える機会を狙っていたのではあるんだけど、やはり気持ちはよくないのだな。　ダンベルをを持ち上げてはみたものの、チカラが入りませんでした。

　なので早々にストレッチをしてシャワーを浴びて・・・。　でだ、シャワーを浴び終えてロッカールームに戻ろうと境目の扉を開けると目の前にイントラ君。　いやいや、俺のお気に入りのイントラ君ならそのまま六尺の日焼け跡も隠さず、チンコも隠さずにズカズカと彼に近づいて行くんだけど、昨日は慌ててタオルで覆ってしまいました。　大学生のアルバイトイントラ君、俺はなぜかこの子には、六尺を締めたところも日焼けの跡を見せるのも躊躇してしまうんだな。

　
　まじめなんだよな。　ジムのメンバーの人たちの質問にはきちっと答えようとするし、マシンやロッカールームの掃除もきちっとする。　話をしていてもいい生活環境で伸び伸びと育っていることが伝わってくるんだよ。　だからこの子には、人間のどろどろした本能の部分はまだ見せてはいけない、ってね。　親心、ですかね。

　
画像。　神田祭にて。
　

　この子はずいぶん積極的に話しかけてくるんだよ。　人と接するのが好きで、物怖じしない性格なんだろね。　それに比べると俺のお気に入りのイントラ君、話しかけると時間を忘れてちゃべってくるくせに、自分からは踏み出そうとしないんだ。　踏み出したそうにしてるんだけどね。