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2009年7月10日 (金)

心境の変化

 温ぅ~い風が吹いてます。 窓辺の温度計は26℃。 南の島の朝を思い出しますね。

 
 11年続けた仕事を辞めて、一年が過ぎました。 早いものです。

 
 唐突だけど、太平洋戦争の最中は食糧難で大変だったらしいけど、敗戦直後にもっと大変な時期が来たそうだ。 同じように、仕事を続けていたときに感じていたプレッシャー、いま思えばそれから逃れたいために仕事を辞めたようなものだけど、その後、今に至るまで、そのプレッシャーを想像した以上に引きずっていたようだな。

 
Gum09_259f 『柄物の六尺を全部捨ててしまったのに、今になって季節外れのさくらの花びらの六尺とは、どういう心境の変化?』

 さくら というタイトルで書いたブログにいただいたコメント。 このコメントに対する答えを書いては消し書いては消し。 でもやっぱり書こうと・・・

 
 人に会いたくない。 仕事をしていた時期に知り合った仕事の関係者、友人、知り合いと顔を合わせたくない。 仕事で繋がって仕事上だからというだけで繋がっていた人とは、会いたくない。 仕事だから俺はその役割でいたんだから。 だから、過去のものは捨ててしまったんです。

 
 完全に解消したわけではないんだよ。 たとえば、小学生時代にさんざんいじめに遭ったから学校の建物は未だに見られない、なんて人がいるでしょ。 俺はいじめに遭ったわけではなく自分で勝手にプレッシャーを感じているだけだけど、ここにきて、建物を見るくらいのことはできるようになったみたいだな。 忘れたとか忘れ去られたというんじゃなく、過去の自分に自信を取り戻してきたのかもしれない。

 
画像。 グアムにて。
 

 

Skr10c やりたくないことをやらなくていいようにするための理由付け、なのか、本当にやれないのか、自分でもよくわからない。 やりたくないからやらない、のは事実。

 

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コメント

柄物を一度は捨てたのに、南の島で綺麗な「桜柄」の六尺を締める達さんの気持ち、何となくわかるような気持ちがします。
オイラも、第一志望の国立大学があった街を「桜散る」の電報が来てから、20年ほど下車することができませんでした。その街から、先にある街には、何の感慨もなく降りることができたのにね。

 
 SEIKONさん。

 過去を捨ててしまうと楽なのかもしれませんが、なかなか。 みんないろいろ引きずって生きてるんでしょうね。

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