六尺褌のこと
真っ青な青空がきれいな今朝の東京、高いところからだと、きっと富士山もきれいに見えるんじゃないかな。
相撲のまわしじゃなく、祭り装束の締め込みでもなく、下着としての六尺褌、水着としての六尺褌を誰かが締めているところを実際に見たのは、いったいいつのことだったんだろう。
ゲイ雑誌、薔薇族やアドンに掲載された写真で見たのは30年近く前だけど、実物を実際にこの目で、となると15年前かなぁ。 いやまてよ、塩屋の海岸に通っていた頃、’88年から’94年にかけてだけど、テトラポットのところで日焼けをしていたオッサンの六尺姿を見てるよな。 でも、見ていたいとか締めてみたいとは思ってはいない。 あの頃は競パン一筋だったからね。
この前、体調不良で臥せていた二日間 『俺は本当はいったいいつ六尺に・・・』 と考えてみたんだ。 思い込みを排除して、実際の俺の六尺褌の歴史を振り返ってみたんだけど、たかだか15年。 でも、その最初からガッツリと嵌ったし、締めるようになってすぐに日焼けもしっかりはじめてる。
興味はけっこうあったと思う。 親父は仕事の関係でさまざまな衣装の写真集を持っていたんだけど、祭りの写真集の中の締め込み一丁の男の写真、それが今も強く印象に残っていたりするからね。 あれを見たのは小学生の頃だったんじゃないかな。 風俗奇譚という雑誌、どこでどういう風にして目にしたのかはまったく記憶にないけど、写真だか挿絵だか、それも覚えてはいないけど、六尺一丁で後ろ手に縛られ目隠しされた男の画も印象に残ってる。 だから興味は津々だったはずなんだ。
ただ、締めてみたい、って気は起こさなかったようだな。 とするとやっぱり、俺の六尺褌の歴史のはじまりは’95年、当時付き合ってたヤツが締めて見せてくれた赤褌姿、それを解いて締めてくれた、俺自身の赤褌姿、だな。
画像。 沖縄、波照間島にて。
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僕の場合は競パンですね。
でも今はプールで競パン穿いているのを目撃するのは皆無に等しいです。自分も水泳はスパッツ系ですが、tatsuさんは普段の水泳はスパッツですか?競パンですか?
六尺褌の画像すごいかっこいいですね。似合っていますよ。僕も試しに付けてみたいです。
投稿: みのる | 2010年2月 7日 (日) 10時54分
運命の赤い糸ならぬ、赤い褌ですね。
元カレが解いたぬくもりの残る褌を、彼の手で締められる肌が上気した達さん・・・。ウ~ン、ドラマチックです。
投稿: nahoku | 2010年2月 7日 (日) 15時03分
みのるさん。
最近はすっかり泳がなくなってしまったんですが、スパッツを使ってましたよ。 一度スパッツに変えたら、競パンは恥ずかしくて穿けなくなりました。
六尺、ぜひ一度!
投稿: 達 | 2010年2月 7日 (日) 21時24分
nahokuさん。
あの頃はまだ俺も初々しかった(笑
投稿: 達 | 2010年2月 7日 (日) 21時25分
オレは、水泳は今やほとんど見なくなった競パンです。さすがに試合は記録を追いたいので、ロングスパッツですが。普段の練習は競パン。達さん、ぜひ、競パンに戻ってきてください!
オレの六尺の記憶はJR四国のキャンペーンでビキニの女の子と一緒に立っている六尺の男の子(青年)の後ろ姿。なんか、いいなぁと。初めて締めたのは、浅草のあだち屋で買った六尺です。大学の頃だったでしょうか。最近は半幅です。主に海ですね。
投稿: たい | 2010年2月10日 (水) 08時40分
たいさん。
JR四国のキャンペーン、ありましたね。 タバコのコマーシャルを、中山仁が六尺一丁でやってたのがあったような気がするんです。
投稿: 達 | 2010年2月10日 (水) 21時25分