立夏

　青い空と白い雲。　夏が来る。

　
　ちょっと暗い、きついブログが続きました。　なんだかね、夏が来る前に、身体の中に溜まった膿、最後の膿を思い切り吐き出したい気分なんですよ。

　
　先月の中頃、明け方にケータイの着信音が鳴ったんだ。　メールじゃなくて電話。　明け方と言ってもほぼ毎日午前４時起床だから、目覚めてコーヒーを淹れてたんだけどね。　見ると、二年ほど音沙汰なしの友人。　俺はこいつに下心があった時期もあって、実はちょっと、ウキウキした気持ちで電話に出たんだ。　そしたら、繋がっているんだけど･･･、という状態。　翌日になって　『昨日電話くれた？』　とメールをしたら、眠っているあいだに身体で下敷きにしていたケータイで発信してたみたい、と。

　こいつと音沙汰がない状態になる日、つまり最後に顔を合わせた日は俺が勝手にイライラしていて、最後の瞬間は喧嘩別れのような状態だったんだな。　それがずっと後悔という形で残っていて、いつか俺から連絡しなきゃと思いながらの二年だったんだ。　それが、ヤツの方から俺が何がしかのアクションを起こすキッカケをくれた、そして実際に俺はメールをし、ヤツからもメールが返ってきた。

　
　これが、俺が浮き上がるキッカケ、です。

　
　ケータイを新しいものにしました。　久しぶりに銭湯に行きました。　新しい六尺褌ともっこ褌を注文しました。　お気に入りのイントラ君には必ず話しかけてキッカケ作り。　あれやこれやと捨てました。

　
　５月５日、立夏です。　ありがとう。

　
画像。　東京･渋谷、ハチ公前交差点。
　

　大器晩成の晩、っていつ？　まだまだだと思ってしまう俺は好きじゃない。