和諧号 北京・中国
梅雨の晴れ間。 今日の東京は、朝から青い空が広がって、気持ちのいい一日になりました。
北京南駅から天津駅まで、インターネットの地図でその距離を測ってみると、直線で120㎞ほど。 実際の線路はカーブがあるからそれよりは長い。 そこを 【和諧号】 は30分ほどで走るから、最高速度は300㎞/hくらいは出てるんだろうな。
早朝から深夜まで、おおよそ5~20分毎。 俺が乗ったのは日曜日の昼前の列車。 天津への行きも北京への帰りも、指定席が取れたのは切符売り場で切符を買ってから一時間近くあとに出発する列車。 その間の列車は一等も二等も満席で、どうせ空いてるだろうという予測は見事にハズレ。 中国の人は日本人と同じように移動が好きな民族なんでしょうかね。
座席に座ってるとまったく揺れは感じない。 日本の新幹線の方が揺れるように思うね。 カーブで車体が内側に傾くとか外側に振られるGを感じる、ってことがまったくなかったよ。 線路がほとんど直線なのかね。 それに、レールのつなぎ目の音も気にならなかった気がする。
車両の外観は見てのとおり、JR九州の885系。 これって輸出? 技術協力? それとも・・・
北京-天津の往復ともこの 【和諧号】 に乗ったんだけど、実のところは片道だけは従来からある普通の列車に乗りたかったんだよね。 各駅停車でのんびりとね。
ところが、切符の買い方がまったくわからない。 駅の電光の時刻表には和諧号以外の列車があることが表示されていて、それをメモって切符売り場の女性に見せるんだけど、まったく反応をしてくれない。 片言の英語と日本語で訴えたんだけど、出てきた切符は和諧号の一等の切符。 くだんの女性はだんだん怖い顔になってくるし、俺のうしろに並んでる人たちは騒ぎはじめるしで、結局は “二等” の切符を買って 【和諧号】 に乗りました。
画像。 天津駅にて。
はじめまして。元時刻表愛読者で鉄道カテも楽しみにしています。
京津線のはドイツ・シーメンスの技術供与だと思います。JR九州のほうが欧州デザインを意識して国内で独自性を出そうとしているような。
親父が満州・中国育ちで子供の頃に華北から朝鮮経由で日本旅行というのを何度もやってたようなんで、一度中国の列車にも乗ってみたいんですがまだ果たせません。
投稿: えいじろう | 2010年7月11日 (日) 01時56分
えいじろうさん。
JR九州がシーメンスを意識して、でしたか。 どうりで日本らしくないデザインだと思ってました。
鉄道ネタ、時刻表ネタはすっかり影をひそめてしまってます。 日本の鉄道に魅力を感じなくなってるんです。
コメントありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。
投稿: 達 | 2010年7月12日 (月) 20時48分
私も、JTB時刻表、新幹線岡山開業のときが白地の表紙で博多開業のときが空色の地だった、なんてことは覚えてますが、そのあとはとんとです。ワイドやミニワイドの周遊券愛用してたんですが、急行なくなって使いでがなくなりましたし。
生まれてはじめて関門海峡を越えたのが大阪万博の年で、奈良の親戚の家から丹波橋、三条、浜大津と乗り換えて比叡山に行ったのを覚えています。あのおなんて駅があったなあ、とか。
京津線といえば京阪でしたね。
投稿: えいじろう | 2010年7月12日 (月) 23時26分
20年前に中国を旅行しました。ウルムチから乗った特急列車はひどいものでした。達さんの写真で中国の経済発展がよくわかりました。最近車よりも列車の旅が好きになったけど、歳のせいでしょうか?今日も達さんのボディに負けないようにトレーニングに頑張りまーす。
投稿: とし君 | 2010年7月13日 (火) 09時39分
とし君さん。
中国の鉄道、魅力を感じてます。 来年は挑戦してみようか、なんて思ったり。
投稿: 達 | 2010年7月13日 (火) 20時43分