プール

　
　ジリジリと照りつける太陽。　リゾートでならうれしい日差しも、仕事中は･･･

　
　職場の、ベテランの契約社員の人から、仕事帰りにプールに行かないかと誘われた。　職場から徒歩とバスとで１５分ほどのところに、東京のとある区がやっている屋外プールがある。　８月末までは夜８時までやっていて、汗をかいた仕事の後の気分転換にはちょうどいい。

　と、その気になったのだけれど、六尺褌で？　うぅ～ん、昼間の海やプールなら、海岸やプールサイドに寝っ転がって日光浴、なので六尺、はあるけど、泳ぐだけが目的だと、やっぱり競パン、なんだよな、俺はね。　六尺は、俺にとってはファッション水着に分類しているので、海や屋外のプールで水遊びをする時だけ、という位置づけ。　泳ぐのが目的、の時は、競パン、なのです。

　
　さてそこで競パン。　このところジムではすっかり泳がなくなったので競パンの需要がない。　そういえばトレーニングの時に着るスパッツやＴシャツを仕舞っているラックではこのところ見かけてないなぁ、と思って探したら、やっぱり見当たらない。　でも、どこかに・・・。

　
　ありました。　それも、まだ一度も使ってない真新しい競パンが、引き出しの底から出てきましたよ。　懐かしい。　競パン命！　だった頃に買った　“Ｈｅｌｌｙ-Ｈａｎｓｅｎ”　の黒のビキニ。　箱に入って値札がついたまま。　その値札、なんと大阪梅田の　“ｉｎｇｓ”　ですよ。　ｉｎｇｓでお買い物ということは、俺が大阪にいた頃、’９４年以前に買ったものだよ。

　
　’８８年から’９４年にかけては、４月のはじめから１０月頃までの天気のいい日は、神戸の塩屋に通い詰めだったんだよな。　とにかくサイドの幅の狭い競パン、で焼きまくってた。　その頃に見つけたのが　Ｈｅｌｌｉ-Ｈａｎｓｅｎ。　今回出てきた黒のほかに紺色と、あの頃に流行った蛍光色の黄色と緑色のも買った覚えがある。

　
　サイドの幅は３㎝弱。　今となってはこれを穿くのも勇気が要る。　六尺の方が気持ちの負担は楽なような気がするんだよな。

　
画像。　横浜、山下公園にて。
　

　大阪、扇町のプールは、楽しかったねぇ。