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2011年7月16日 (土)

惻隠の情

 
 もう、東京には雲、ってものがなくなってしまったんじゃないかと思うくらいに、毎日、晴れ。 ちょっとうんざり。

 

 他人のことをいたましく思って同情する心。 そこはかとなく相手を思いやって心を差し伸べる。

 
 同じ職場で働くちょっと哲学じみた爺さんが、彼や俺の上司にあたる人を指して 『あの人には惻隠の情がない』 と言ったことがあるんだ。 確かにな、と思うことが日に二、三度はある。

 
Ekj_054f 押せ押せで、パートさんともども今日は大残業仕方なし、を覚悟しはじめる頃、彼は作業場の窓を閉め、どうかすると照明も消しはじめ、駐車スペースのシャッターも下ろしはじめたりする。 どれも彼が責任を持つ、彼の一日の最後の作業。 『あとはやっておきますよ』 と俺が言っても 『いや、いいんだ』 とさっさと窓を閉めてしまう。 その彼の行動で俺たちの彼に対する心情がどうなるか、などはお構いなし。

 
 思いやる気持ち。 いつかはそれが自分に返ってきて気持ちのいい思いをする、ってのを経験したことがないんだろうと思う。 相手を思いやれないから、思いやってもらえない。 ちょっと可哀想、と思う。

 
 けど 「このあと、○○さんの手伝いをしてくれるかな?」 という彼に 「帰りますっ!」 ガラガラピシャッ、と俺のシャッターを閉めて帰ってきた。

 

画像。 神奈川・鎌倉、円覚寺にて。
 

 

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 何でみんな、俺の言うことをきかないんだろう、という顔をしてた。

 

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