維新
昼間はずいぶん暖かかったですよ。 作業着を脱いで、半袖で仕事をしていましたものね。
いきなりでしたね。 投票が締め切られて、開票がはじまる前にはじまったテレビの特集番組の冒頭で、当選! それも市長だけじゃなく知事までもが、ですよ。
何がそこまで評価されて、なんですかね。 確かに、知事に当選された翌年から大阪府の財政が黒字、だそうです。 それも三年連続で。 これだけでもものすごいことだよな。 でも、それだけではないんだろうね。 維新の会の議員が府議会では過半数、大阪市議会では第一党、そして今度は市長と知事も。 いったい何が起こってるの?
既得権益。 そのすべてにメスを入れる、ってのには、魅力を感じるね。 若い頃の俺は、ずいぶんとそれに逆らってきたんだよな。 上司にモノを言い、先輩にもものを言い。 煙たい、邪魔な存在だったろうと思うんだ。 まあ今でも、その考え方は変わらないんだけど、やり方はずいぶんおとなしくなったね。 がむしゃらに突き進んだあの頃とは違って、まずはそれを口にできる環境を作ることを覚えたよ。
で、いつの間にか、急進的な変革をもたらそうとする人に、ちょっと嫌悪感を覚えたり。 そう、いつの間にか俺も、変化を好まない爺さんになったのかと思ったりしてね。
画像。 東京、羽田空港にて。
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ひとも、ものも、移りゆくものです、変化を恐れてはいけません、って説教されても、頭も体もついてゆけない。若い頃から、なにか変えようとするひとを激しく攻撃する人間だった。規則にないなら、前例に従え、と。こんな人間ばかりの組織は、ただ衰退するだけだと気づいたのはそんな昔のことじゃないんです。
投稿: 典 | 2011年11月30日 (水) 01時47分
典さん。
今が変わることにみんな期待はするんだけど、まず自分のいる環境が変わるとなると文句を言う。 それを乗り越えられるか、なんですよね。
投稿: 達 | 2011年11月30日 (水) 06時27分