酒席
月曜日の朝。 気持ちよく晴れた青い空が広がってます。 でも、昨日の酒がちょっと残って、頭が重い朝でもある。
昨日は終電で帰宅。 仕事が忙しくて遅くなったんじゃなく、職場の連中と飲みに行ってそれで終電。 居酒屋文化というものはもうとっくの昔に廃れてしまったのかと思ってたんだけど、今時の若者たちのあいだでも生きているんだね。
職場でのコミュニケーションの円滑化のためのひとつの手段。 居酒屋文化とはそういうものだな。 職場という 公 の部分では言いにくいことや聞きづらいことを、酒のチカラで助けてもらいながらちょっと突っ込んだ話をする、というのはすこぶる便利な文化だ。 相手をよく知る手段、自分を理解してもらう手段として、仕事を難なく進めていくための下敷きとして、これに勝るものはないと思うね。
仕事を変わって二週間、初めて 『飲みに行きませんか』 と誘われたよ。 いや、俺が水を向けたら相手が反応してくれた、と言うほうが正解かな。 メンバー4人のうち、ふたりは学生のアルバイト君、もうひとりは俺と同じ契約社員の男性、そして俺。 アルバイト君ふたりはもうベテランで、俺はこの人たちに仕事を教えてもらいながら、そしていずれは彼らを使っていく立場になる。 だからの飲み会。
計算尽くか。 この二週間、俺が籍を置く職場で、これからを担うであろう若手の社員さんとの会話から、彼が目指そうとするものを何とはなくだけど嗅ぎ取ってはいる。 海のものとも山のものともわからない俺にそんな話をしてもいいのか、と訝りはするけど、彼の思いを実現してやる、してあげることにちょっと首を突っ込んでみるのも面白いかなと、思いはじめたよ。
画像。 東京、東急・東横線、渋谷駅にて。
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