銭湯の脱衣場で六尺褌の勇気

　
　冬が戻ったとテレビでは言ってたけど、最高気温は１０℃に近い。　手袋もマフラーも洗濯してしまいました。

　アキバ系というのはメイドカフェのメイドさんのファッション、可愛い系というのはフランス人形みたいなファッションを言うんですかね。　まっっったく興味のないオジサンにはそのあたりの境界がわからんのですが、たまに見るそんな格好の女子たちの　“勇気”　には頭が下がります。

　
　あれに比べりゃ、銭湯で六尺締めるなんざ、ね。　限られた空間で少人数、それも男しかいないし。　とは言え俺も、銭湯でもフィットネスジムのロッカールームでも公共のプールの更衣室でも六尺は締められるけど、越中褌だと恥ずかしいのなんのって。　ゆかたで渋谷や新宿へお出かけも、ひとりでは無理かな。

　俺の、初めて人の前で、はどこでだったか・・・。　覚えてない。　銭湯だったのか日帰り温泉だったのか。　たぶん、泊りがけで行った温泉旅館で、だったような気がするけどね。　初めて六尺褌を締めてからそう日は経ってない時期だったことは確かだな。

　まあ一般の人は俺たちの人種ほどには、他人のモノや下着には注意を向けてないと思うんだよな。　珍しい人がいるなとチラッと見るくらいじゃないかな。　かつて俺が通ってたフットネスジムのイントラやよく来るメンバーの人たちは俺が六尺を締めてることを実際に見て知ったけど、普段の会話は普通にしてたよ。　俺に聞こえないように噂をしてただろうけど、それで俺が不愉快な思いをしたこともなかったしね。

画像。　兵庫、城崎温泉にて。
　

　俺の場合は性格。