なぜに支えぬ
カーテンを閉め忘れて眠ったら、夜明けとともに目が覚めた。 洗濯をして軽く掃除をして部屋を片付けて溜まったメールを丹念に拾って、そしてブログを書いての朝です。
9月の人事異動で俺のいる部署のトップが代わって、その下にいた人も同時に移動して出発をしてひと月。 新しいトップはパートのオバサンたちを上手に掌握したようですよ。 真面目、ですよ。 口だけではなく、口以上に、彼は自分が動く、からね。
長年のサラリーマン生活で学んだ最もなこと。 “支える” ってことかな。 ピラミッド型に積み上げられた組織で、ただ下にいる石が上にある石を支える、ってだけじゃなくて、どこかひとつの石が欠けると、ひょっとしたらそのはるか下にある石たちがガタガタしはじめるかもしれない、という自覚を持って組織を支える、こと。
次の総選挙には出ないと引退を表明した福田康夫元総理が、総理大臣を退く時に残したことば 『なぜに支えぬ』 が、俺にはものすごく重いことばとして印象に残っている。 引っ張っていくカリスマ性に欠けてた、と言えばそれまでだけど、自分たちで選んだトップを支えることをなぜにしないんだろう、という疑問は、あの時俺も抱いたよ。
民主党は野田総理が再選されて、野党自民党は安倍元総理が再び総裁に選任されて、それぞれの議員さんたちには、トップを支えることが国民を支えることになるんだ、という意識を持ってもらいたいと、思う。
画像。 東急・東横線、渋谷駅にて。
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そのとおりですね。
そして、国民も日本の代表者を支えるべきですね。
投稿: 写真好き | 2012年9月29日 (土) 20時50分
写真好き さん。
ね。
投稿: 達 | 2012年10月 1日 (月) 16時53分