雨の上海

　
　快晴無風。　雲ひとつない青い空が広がってます。　紅葉狩りはピーク、ですね。

　木曜日の朝、始発の次の電車で出発して金曜の深夜、羽田に戻ってきました。　一泊二日の中国、上海。　何度か行ってる海外だけど、離日日数の最短記録を更新しましたよ。　そして連続海外旅行記録２９年もなんとか達成！

　上海は、ずっと雨でした。　と言っても、上海市内の滞在時間はたったの２４時間だったから、ずっとという表現はちょっとオーバーだね。　上海･浦東国際空港からエアポートバスで市内の静安寺というところのバスターミナルに着いて、そこから南京路の繁華街を歩いてホテルまで行くつもりだったんだけど、雨で断念。　地下鉄で最寄り駅まで行ってホテルにチェックイン。　初日はホテルの部屋でのんびりの、ホテルライフとなりました。

　中国本土にはじめて足を踏み入れたのは’０６年の正月、香港から香港と中国本土の境界を越えて深圳に。　二度目は’１０年に北京に。　深圳では赤い文字のデカデカとした看板やカーキ色が目立つ服装に改めて中国を感じ、北京では日本とは異質な中国の緊張を感じたのが、今回の上海ではもうまったく日本と同じ。　地下鉄や車の右側通行に慣れてさえしまえばエネルギッシュな中国を十分に楽しめる。

　ホテルの部屋の大きなバスタブにゆったりと浸かり、バスローブを身にまとって黄浦江を行き交う船と浦東の夜景を眺めながらワインをいただく。　慌しい東京の生活をしばし忘れて、のんびりと過ごした雨の上海です。

画像。　中国、上海にて。
　　

　日本人は平和ボケ、という意味がわかるね。