白い六尺褌

　

　北国では雪が降り続き、都会も吹雪に襲われているのだとか。　東京も深々と冷えて、脂肪の少ない身には堪えます。

　例年だと、年の明ける前には風呂に入って白い六尺をキリッと締めて、そして初詣、が恒例なんだけど、この前の大晦日は１０時には就寝。　仕事の疲れと元旦からの仕事に備えて、身体を休めることを選択した年の暮れでした。

　９月に職場の上司が代わって、そこからちょいと飛ばし気味に頑張ってきた疲れが、そろそろどうにもごまかしようのないところまで来たようなんだな。　そして明日は忙しかった年末年始を終えてのお休み。　白の六尺を締めて、どこか、初詣にでも行ってきますかね。

　六尺褌。　今年で１８年目だね。　初めて締めてみて、いきなり嵌って１８年だ。　日常の下着として締めるようになってからでも１５年。

　何のために六尺褌なの？　と、自分でも思うことはよくあるね。　パンツに比べりゃ、そりゃぁ不便だし、締めてる感触が不快と感じる時があるからね。　それがイヤでしばらくやめよう、と思っても、次の日には締めてるし、という不思議な代物だよ。

画像は、写真集“渾遊”から。

　

　過去画です。