今年の六尺事情

　

　例年にない寒さが続く一月、とテレビは言ってるけど、ここんとこ寒さはそれほど気にならなくなってきましたよ。　身体が慣れましたかね。

　新年元旦からの毎日、きちんと六尺を締めて過ごしております。　って、達さん、ずっと六尺じゃなかったの？　っとお叱りを受けるかもしれないけど、仕事中はおおむね “もっこ褌” なのですよ。　と前にも書いたと思うけど、けっこう動き回るので、緩んできた時の感触が不快でね、それでもっこ褌。

　六尺でもパンツでも同じだろうけど、それが毎日のあたりまえになってくるとそこから意識は遠のくよね。　職場のロッカールームで、たとえば誰かと話をしながら着替えていたりすると、下着が六尺だということを忘れてしまってる。　着替える際に六尺一丁になることはないけど、上はTシャツを着ていてもズボンを脱げば六尺はあらわになる。　もうね、確実に、俺の裸のケツと、両のケツタブを分けて通る白い布の存在は見られてしまうわけですよ。

　まあいいか、と思いはじめてます。　ゲイだということ、それを公けにしてしまうとちょいと生き辛いかな、と思うのだけれど、それ以外のことはまあバレたらバレた時のことで、と。　その結果がどう転んでも受け入れてやっていく自信は身についてるけど、さすがに今いる職場ではゲイ・・・、はどんな影響が現れるかの予想がつかないからね。

　そんな新年一月の上旬を終えて職場も極々普通の日常を繰り返す毎日になったところで、俺も仕事中はもっこ褌、という生活に戻します。

画像は、写真集“渾遊”から。
　

　

　自信はあきらめか。

　過去画です。