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2013年6月26日 (水)

大連

 
 雨。 梅雨だからね。 窓辺の温度計は19℃。 肌寒い、静かな夜です。
 
 
 
 大連。 だいれん、ってことばの響きに、憧れのようなものを持ってたんだ。 かつての日本が影響を及ぼした中国の土地を歩きたい、と思うようになったのはここ数年。 大連、旅順、長春、ハルビン。 俺の両親は昭和一桁世代。 戦争の話をわざわざ俺に話して聞かせることはしなかったけど、親父やお袋と同じ世代の人たちとの会話の中にしょっちゅう出てきたその地名の街に関心を持つようになったのは子どもの頃。
 
 
 

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 日曜日から昨日、火曜日にかけて、行ってきました。 もうすっかり現在の中国と化してたね。 大連に居る、ってことを忘れそうなくらい、北京や上海と変わらない。 まあそうは言っても、タクシーの運転手やマックの女の子に英語が通じない、ってのはやっぱり田舎、だからかな。
 
 
 混沌、としてるところは期待通りの中国だったけどね。 歩行者にとって信号機はあってないようなもの。 ところかまわず器用に車を避けながら大きい通りを横断する歩行者、とその歩行者をこれまた上手にかわす運転手。 ずいぶん前から壊れたままで放置されているだろうエスカレーターを昇り降りする歩行者。
 
 
 
 雨上がりの早朝の大連はしっとりと。 もう少しゆっくりと巡りたかったね。
 
 
 
画像。 中国、大連にて。
 

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コメント

達さん、大連に行かれていたのですね。私があそこに何度か訪れたのはもう20年以上も前のことだと思う。達さんの写真の路面電車って今も走っているんだ。私には何の関係もない街なんだけど、私の上司(というより当時は「雲上人」)には懐かしさこのうえない感じでした。昔お住まいだったという家にも行きましたよ(そのまま残ってた)。最近は「今の大連は香港みたいよ」って言う人もいて、達さんのイメージそのままなんだろうけど、それはそれで微妙に北京や上海と違うとこもありそうですね。浅田次郎さん(大好き)の「マンチュリアン・リポート」の様な世界、知らないのにその時代に惹かれたりもします。今日はちょっと出しゃばってしまっています。

 
 
 guzさん。

 たった三日の滞在でしたけど、住んでみたい、と思いましたね。

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