見せる 性癖

　

　寒気が抜けきらないらしく、うす雲が広がってる東京です。　隣の家のお庭の緑が日の光にきらきらと、おだやかな昼下がりです。

　水着の日焼け跡をつけることを目的として日焼けをはじめたのって、３０歳になった頃からかなぁ～。　わざわざの日焼け、をするために塩○に通いだしたのは３２歳だったと思うからそのちょっと前・・・。　いやいや、２０歳代の前半に京都市内のホテルのプールのシーズン券を買って通ってたことがありました。　早めに行けばデッキチェアーが確保できたしプールに面してマクドナルドもあったから、一日中いられたね。

　そこは実はお仲間が・・・、ってプールだったと思うんだ。　今になって思えばね。　２０歳代の俺の興味は女性に向いててね、男の裸を見てかっこいいとかあんなふうになりたい、って興味はあったんだけどあくまで憧れで、性的対象ではなかったんだよ。　トイレで隣に立たれたり、わざわざ向かいのシャワーブースを使われたり、ってことはあったけど、意に介さず、どころか意識がないわけだからまったく無視、だったんだよね。

　そんな中、シャワーブースで俺に見えるようにTバックの水着から自分のモノを引っ張り出して扱く兄ちゃんがいてね、その人のその行為はよく見てた覚えがあるよ。　ひと夏に４、５回は目撃してたんじゃないかな。　どんな気持ちで見てたか、今となってはまったく覚えてないけど、俺がシャワーブースに行くとその人が来たのか、その人が行ったから俺も行ったのか、どっちだっただろうね。

　筋トレでカラダを作るようになったのは、人前で脱げるカラダになるため。　わざわざの日焼け跡、それもサイドの細いきわどい競パンでの日焼けも、たぶん人に見せるため。　六尺褌は、人とは違うことで視線を集めたい欲望。　六尺の日焼け跡も。

　

　おしゃれは見せるため。