やじ

　

　朝は日差しがあって昼過ぎに雨。　そしてまたこの時間は日差しがと、今日の空は落ち着きがない。

　たかがこんなことで・・・、と Twitter なんかで書こうものならそれこそやじが飛んできそうなセクハラやじ騒動。　でもね、やっぱり、たかが・・・、って思いでいるね。

　その時その場で片付けてしまおうよ、と思うね。　ここまで大きな話になって、海外のマスコミまでが取り上げる事態になって、というのは言われた方も言った方も、ただ単に　“片付ける”　という技量に乏しかっただけだの話、ってことじゃないかな。　言われた方、つまり不特定多数の人が目にするＳＮＳに書き込んだ方が話を大きくする意図があったとしたら話は別だけどね。

　最近はどんな些細なことでも、イラッとしたとか腹が立ったというだけで Twittre に書き込んでストレスを発散させるとか、　ウケ狙い、というのかな、こんなもの見たよ、という目立ちたい、いわゆる野次馬の発想でおもしろがる輩が急増してるよね。　人が持つ、頭ひとつ抜きに出る、という願望を簡単に叶える手段を手に入れた結果だね。

　火は、小さなうちに消す。　たとえ難癖付けられたと感じても即、謝りとおす。　間髪おかずにゴメンナサイと謝る。　相手の出鼻を挫いてしまうんだよ。　さあこれから怒ろう、という瞬間を捉えて、ゴメンナサイ俺が悪かったと。　でないと俺自身の気持ちも昂ぶってしまって、取り返しのつかないところまでいってしまうからね。

　たぶんそれが、日本人本来のやり方だと思うよ。　水に流してしまうんだよ。

画像。　京都、二条城にて。

　

　幼稚。