自衛する権利
雨の降らない梅雨。 今日は雨だけど、天気予報ほどには降ってない。 この夏は水不足になるんじゃないだろうか。
国権の発動たる戦争とか、武力による威嚇または武力の行使とか、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄とか、戦力は保持しないとか、国の交戦権は認めないとか、という文字をそのまま理解するとすると、まあ反してるわな。 それを、何とかごまかしながら今まで来たわけだ。
集団的自衛権の問題。 Twitter やその他の SNS なんかで、反対してる人の言おうとしているところを読んでもよくわからんことがあるんですよ。 集団的自衛権を否定してんのか、そもそもの自衛権すら否定してんのか。 自衛隊の存在そのものを否定してる人はわかりやすくていいんだけど。
9条があるから今まで戦争をしないできた、って理屈はどうかと思うね。 法はきちっと守る、ってほとんどの人がその気持ちでいる日本人だから、そういう意味では9条があるから戦争をしないできたってことは言えるけど、9条がなくても日本は戦争をしないできたんじゃないだろうかね。
中国や韓国を刺激しないで、何を言われても何をされても辛抱(?)してればいい、って考えの人。 これも日本人の美意識のひとつかな。 耐え忍ぶ姿に惚れる、みたいな。 でもその耐え忍ぶ姿、ってのは日本人同士なら分かり合えるからいいんだけど、外国人には通じないよ。
中国が戦争を仕掛けてくるはずがない、そんな(経済的に)損なことはしない。 と書いてる人もいてね。 『・・・はずがない』 って、昔ソ連は8月15日を過ぎてから樺太、千島で南下をはじめたし、日本だって宣戦布告なしに真珠湾を襲ってる。
画像。 中国、北京にて。
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達さん、こんばんは。たしかに先送りの弊害なのかもしれませんね。
集団的自衛権の問題は、今回真剣に議論を尽くすべきだと思います。日本の平和と人々の暮らしを守るため、また世界の人々が平和で安心して暮らせる世の中を創るための建設的な提案・政策を実現して欲しいと思います。
投稿: 伸 | 2014年7月13日 (日) 19時12分
こんにちは。既に戦争は仕掛けられていますね。今後の結果予測の中で最悪の結果を回避できる選択肢を選ぶべき。過去の歴史から、あの時この選択肢を取るべきだったというような。現在の反対運動は対案も選択肢も強調されていない。一人の死者も出さない為には、究極の選択肢として尖閣を放棄してしまうことしかないのでは。または他に何があるか考えるべき。ただ反対反対と言っているだけでなく。何も考えていない反対では、過去の犠牲者に対して申し訳ない。
投稿: ロームびと | 2014年7月19日 (土) 15時26分
伸さん。
ほんと、先送りの弊害ですね。 機が熟せば、とずっと言い続けてる間になった実が腐ってしまって、ってことがないようにしたいですね。
投稿: 達 | 2014年7月21日 (月) 10時45分
ロームびとさん。
隠忍自重とか時期尚早とか美徳とか、あまり好きではないのですが、それが大人の行動だと言われる方がいらっしゃる。 それは日本の外に対しては通じないですよね。
投稿: 達 | 2014年7月21日 (月) 10時55分