六尺褌２０年の記憶 六尺褌

　

　雨です。　窓辺の温度計は２０℃、半袖ではちょっと心もとない朝です。　お隣のお宅の庭に咲くバラが雨に濡れてきれいです。

　六尺褌について書こうとすると必ず　『もっと早くに知って、締めるようになっていればよかったのに』　という思いがこみ上げてくるんだな。　初めて締めた３９歳の時まで、六尺褌の存在を知らなかったわけではない。　ゲイ雑誌では見てたからね。　ただそれまで俺の興味は競パン一筋で、六尺を締めてみたいと思う気持ちにはならなかったんだな。

　中学生の頃かな、実家の近所に住む顔見知りのおじさん、たぶん当時３０歳代中ごろの人が越中褌をしているのを銭湯で見て、それに目が釘付けになった記憶はある。　六尺は、３０歳を過ぎて塩○の海岸に行くようになって初めて、締めてる人を見たんだけれど、興味を抱くまでには至ってない。　その塩○にいた人たちがもっとイケてる人たちだったらたぶん・・・（笑

　群れることが好きではない性格、人と同じことをするのはイヤという性格、目立ちたい性格。　俺のそんな性格に六尺褌はぴったり当てはまったんだね。　締め始めた当初は興味、そして徐々に締め心地を楽しむようになったわけだ。

　この先は・・・。　興味から始まってそれに染まって・・・、もうひとつの俺の性格の　『よし』　と思えるところまで行ったらそこで飽きて興味を失ってしまうのが常なのに、六尺にはそれがない。　それは六尺の魅力なのか、それとも俺の性格が変わってきたのか、何れにしろ六尺褌は俺の身体の一部です。

画像。　’０９年頃。

　

　また常用してみよう。