これからも日焼け

　

　雲ひとつない真っ青な空から、これ以上強くはならないだろう日差しが痛いくらいの東京。　それでも夏は好きだけど。

　「今年は日焼けはやめにしようか」　と毎年、春にはそう思って５月も後半、お日様のチカラが強くなってくるとやりたい気持ちが爆発するんだよね。　これはもう、押さえの効かない性癖ですよ。　ってことで、先日のハワイでの日焼けで下地を作ってそして今日、もうちょっと濃くしようと昼の２時間ほどで、あっという間に真っ黒、日焼け跡は真っ白クッキリになりました。

　六尺褌を締めて日焼けをする。　初めてしたのは新宿の日焼けサロン。　男性専用、ってことでそこに行ったんだけど、組合員さんが多いのかと思いきやほとんどが歌舞伎町で働くホストさん。　彼らは仕事柄なんだね。

　そこで下地を作って、次は当時住んではマンションの屋上。　寝っ転がると周りからは見えないことを確認して、天気のいい日に３０分ほど。　東京２３区東部の運河沿いに行くようになったのはそれから程なく。　１７年ほど前かな。　当時はたくさん人がいてね、それでも六尺は俺ひとりくらいだったな。

　湘南の海に行くようになったのはそれから２～３年後。　休みの日は必ず行ってた年もあったね。　有名な静岡県の海には一度だけ行ったよ。

　その湘南の海なんだけど、駅から遠くてね、歩くと３０分ほどかかるんだ。　それが面倒でね、手前の一般の海水浴場で寝転がるようになったのは１０年ほど前。　その前の年に与論島のホテルのビーチで六尺で初めて泳いで心構えは出来ていて、それほど躊躇はしなかったね。

　東京を離れたら、機会は少なくなると思う。　遠慮せずに日焼けできる場所はなさそうだし。　ちょっと電車に乗って一般の海水浴場に行くことになるのかな。　それともう、強い日差しが辛くなってもきてるしね。

画像。　ハワイ、ワイキキにて。

　

　今年、日焼け用の六尺褌を買いました。　幅は半幅だけど、横褌の巻き込みが前褌まで届くように長さを長くして、横褌の日焼け跡が太くなることを狙ってね。